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レース前の合意を順守したと”信じる”ベッテル

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レース前の合意を順守したと”信じる”ベッテル
執筆:
2019/09/30 1:32

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、チームメイトのシャルル・ルクレールにポジションを譲れというチームオーダーに従わなかったものの、レース前の約束を守ったと信じているという。

 F1ロシアGPを3番グリッドからスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、絶好の蹴り出しを見せた上、チームメイトのシャルル・ルクレールのスリップストリームも使い、ターン2までに先頭に躍り出ることになった。そしてその後、ピットストップまで先頭を走り続けた。

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 フェラーリのピットウォールとルクレールの無線交信からは、ルクレールが意図的にベッテルにスリップストリームを使わせ、ベッテルを前に出させたことが示されていた。これは、チーム代表のマッティア・ビノットも認めている。

 レースが落ち着いた後、ルクレールはすぐ先頭に戻れることを期待していた。フェラーリもベッテルに対してそう命じたが、ベッテルはポジションを戻すことにすぐには応じなかった。

 ベッテルはフェラーリに対し、ルクレールに”近付く”ことを伝えるべきだと主張。ベッテルはその後ペースアップし、ルクレールに対するリードを4秒まで広げた。

 結局、ピットストップの直後にパワーユニットのトラブルによりリタイアしてしまうことになったベッテル。彼はレース後、第1スティントの状況について次のように語った。

「僕は約束を守ったと思う」

「今日は明らかに1-2フィニッシュできるチャンスがあったと思うから、この結果は大いに残念だ」

 ビノット代表はメディアセッションで、チームオーダーについて説明した。その後で再び質問を受けたベッテルは、次のように語った。

「僕の側からは、何も言わないのが一番いいと思う。マッティアは有効な説明をしたと思うから、そのままにしておこう」

 ビノット代表は、どちらのドライバーも、レース後の合意に違反していないと感じていると述べた。結局フェラーリは、ルクレールを先にピットインさせ、アンダーカットさせる形でベッテルの前に出させた。

 しかしレースの終盤まで首位を走っていたとしても、ルクレールを前に出させたのか? そう尋ねられたベッテルは、次のように語った。

「何が起こったのか、それは僕には分からない。シャルルがいつピットインするかだって、僕は本当に知らなかった。自分は自分のレースをするだけだ」

「かなりの距離走っていたということは分かっていた。そして明らかに、ピットストップ前の最後の周回では、タイヤにますます苦労していた。だから明らかに、ピットインするタイミングだということに気付いたんだ」

「コースに復帰した時、後ろになってしまったことに気付いた。それから問題が発生したんだ。大きなマイナス面は、リタイアしなければならないということだった」

「ポジションを入れ替えることを検討する必要がある段階にまでは至らなかった。だから、今それを議論するのは無意味だよ」

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ドライバー シャルル ルクレール , セバスチャン ベッテル 発売中
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Valentin Khorounzhiy