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ベッテル、契約延長しなかったフェラーリの”コロナが原因”発言に異議を唱える
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、新型コロナウイルスの危機により契約を更新しなかったというフェラーリのマッティア・ビノット代表の主張に異議を唱えた。

Adam Cooper
編集: 2020/07/07 10:17
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新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、F1の2020年シーズン開幕が大きく遅れる中、フェラーリは今季限りでセバスチャン・ベッテルとの契約を延長しないことを決定した。
チーム代表のマッティア・ビノットは、当初はベッテルとの契約を延長することが最優先事項だったものの、新型コロナウイルスの危機によって、その方針が変更されたと説明している。
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「ウイルスによるパンデミックが世界中を変えた。それはモータースポーツ界、F1界も例外ではなかった」
そうビノット代表は説明した。
「予算の上限額も大幅に変わり、より厳しいものになった。(新しいテクニカル)レギュレーションの導入も2021年から2022年に延期となったし、それらは我々にとって大きなことだった」
「シャットダウンされている間、我々フェラーリは最終的に自分たちの立場を見直さなければいけなかった」
ベッテルは、2021年の契約を結ばないというビノット代表からの連絡は、驚きだったと語っていた。
「確かに、それは僕が言ったことだ」
ベッテルはServusTVに出演した際にそう語った。
「過去5年間、目標だとしていたモノを、双方が達成できていないと思う。それでも、目標に対して継続して取り組むという選択肢はあったはずだ」
「同じ形で続けたいと言われてきた。電話がかかってきて、来季に向けたオファーはないと言われる時まではね」
「それは僕をまず驚かせた。コロナの状況によってと言われた時はね。それは考えたくもないけど、それが決定的なことになるとは思わないんだ」
「金額面で合意できなかったという報道もあった。でも、それは全く問題にはならなかっただろう」
「F1に長いこと関わって、幸運にも成功を収めてきたし、ある程度の独立性も手にした。だから明らかに障害にはならなかったはずだ。それが意外だった理由だ」
「でも問題ない。それを受け入れるよ。今年も仕事を続け、昨日よりも良い仕事をする。最善を尽くそうとしているんだ。チームが成功するためにね」
ベッテルは将来の計画について、どんな可能性もあると主張する。しかし、適切な環境でレースを続けたいと明かした。
「正直に言って、まだ決断を下していないし、自分自身でもどうすればいいかまだ分からない。重要なのは、正しい環境を見つけることだ。僕はこれまでの5年で、とても楽しんだ。しかしその一方で、多くのエネルギーを費やしてきた」
「当初の目標はチームを再建することだった。それに向けては、お互いに全てのことを試した。しかし結局、タイトルを獲ることはできなかった。それが大きな目標だったんだ。そして今は、僕にとっては新たな状況と言える。僕にとって良い、楽しいモノを見つけるのが重要になる。それは、とても重要なことだと思う」
「さっきも言ったように、金銭面はまったく問題じゃなかったはずだ。僕はもちろん、まだ野心を持っている。モータースポーツは僕の人生だ。ここ3ヵ月は、少し違う形だったけどね」
「でも僕は、この仕事を失いたくはない。適切な場所と適切な仕事があれば、F1マシンに乗っているだけで快適に感じることができる。今後数週間、数ヵ月の間は、自分自身のことを考えることになると思う。何ができるか、何をしたいかということについてね」
ベッテルは、ビノット代表から「契約しない」と連絡を受けた直後に、レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコに連絡を入れたと明かした。
「決定を知らされた直後に、僕は彼に電話をかけた。でも、『ヘルムート、僕のシートはある?』って訊いたわけじゃないよ。彼とは長年にわたってうまくやってきたし、親密な関係なんだ」
「僕は彼に助言を求めた。僕が置かれている状況を説明したんだ。彼は率直に物事を語る男として知られている。そして僕は彼に話した。最終的にどんな答えが出るか分からない」
一方でメルセデス入りする可能性はありそうもないと、ベッテルは認める。
「あのチームは、現在とてもうまくいっている。満足していると思う。過去数年間が、それが正しいということを証明している。彼らが拘りたいと思っていることも理解できる。まだ決定が下されていないんだからね。理論的には、どちらのシートも空いた状態だ。しかし、ルイスが望めば、チームに残ることができるのは明らかだ。バルテリにだって同じことが言える」
ベッテルは、2021年に何らかのシートを見つけること、2021年を休養に充てて2022年に復帰すること、完全に引退することの3つの選択肢があることも認めた。
「引退するという決断を下すのなら、もう一度復帰したいと思うような状況で引退してはいけないと思う。最初から、復帰するのが明らかだという場合を除けばね」
「引退するには、二度と復帰しないという準備ができている必要がある。つまり復帰しないことを決めた場合は、いかなる理由であれ、その決定を後悔してはいけないんだ」
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