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ベッテル、フェラーリの戦略を擁護「十分に速くなかっただけだ」

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ベッテル、フェラーリの戦略を擁護「十分に速くなかっただけだ」
執筆:
協力: Edd Straw
2018/09/17 5:51

シンガポールGPを3位で終えたセバスチャン・ベッテルは、積極的すぎるとも言えたフェラーリの戦略を擁護した。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、シンガポールGPを3位で終えた。しかし、チャンピオン争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)が勝利を収めたため、ポイント差は40に広がってしまうこととなった。

 3番グリッドからスタートしたベッテルは、スタート直後のレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抜き、2番手に上がった。そして、首位を行くハミルトンを追いかけた。

 チームはハミルトンをアンダーカットすべく、ベッテルをいち早くピットに呼び戻した。しかしベッテルはまだピットインしていないセルジオ・ペレス(フォースインディア)の後ろに引っかかることとなり、ハミルトンの前に出ることができなかったばかりか、フェルスタッペンにも先行されてしまうこととなった。

 さらにフェラーリは、ライバルたちのほとんどが2セット目にソフトタイヤを選択した中、ウルトラソフトタイヤをベッテルに履かせた。このタイヤのライフについてはベッテルは懐疑的であり、最後まで走りきるためには、ペースを抑えるしかなかった。

 今週末のフェラーリの戦略について尋ねられたベッテルは、motorsport.comに対して「僕はいつでも、チームを擁護するつもりだ」と語った。

「僕らがレース中に採った積極的な戦略は、うまくいっていればかなり素晴らしかったはずだ。今日はそれがうまくいかなかった。全く機能しなかったんだ。だから僕らは、それを調べる必要がある」

「しかし僕らはそこに可能性を見た。だから、僕らはそれを目指したんだ。クルマの中では、状況を把握し続けるのは難しい。例えば、(ライバルが)どこから出てくるか分からないからね」

「最終的な差を見れば、今日のレースで僕らは十分に速くなかったことが分かる。その理由を理解する必要がある」

「それは主に、僕らがどうレースをするかの決断や、どのタイヤでどのくらいの周回数を走るかなどによる。それが僕らがしたことだ。僕らは先頭に立とうとした。でも、ルイスは速すぎたんだ」

「一度首位に立てば、ペースをコントロールすることができる。でも、僕らは前に行けなかった」

 ベッテルは結局、ウルトラソフトタイヤのままレースを走りきることができた。ペースはハミルトンやフェルスタッペンよりも1周あたり2秒ほど遅かったが、バルテリ・ボッタス(メルセデス)やキミ・ライコネン(フェラーリ)、そしてダニエル・リカルド(レッドブル)の前、3位でフィニッシュすることができたのだ。

「最終的にそれが実現できるとは、確信できなかった。でも、幸いにも走り切ることができた」

 そうベッテルは付け加えた。

「それを見るのは驚きだった。前のふたりは、より新しいタイヤを履いて、消えていった」

「またバルテリがペースをキープすることができず、僕よりも苦労していたのも驚きだった」

 このレースの結果、前述の通りベッテルはハミルトンからドライバーズランキングで40ポイントのリードを築かれてしまった。また、フェラーリもメルセデスに37ポイントの遅れとなった。

「全体的に見れば、僕らはとても強いパッケージを持っていたと思う。キミと僕は、フリー走行を通じて非常に競争力があったんだ」

 そうベッテルは認めた。

「最終的には、レースの結果を見れば、僕らは3位と5位だった。おそらく、昨日のようなスピードは、僕らのマシンにはなかったのだろう」

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執筆者 Matt Beer