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裁定に激怒のベッテル、表彰台に戻った理由を語る

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裁定に激怒のベッテル、表彰台に戻った理由を語る
執筆:
2019/06/12 0:48

セバスチャン・ベッテルは、F1カナダGPの表彰台に立ちたくはなかったが、メルセデスとチームメイトのシャルル・ルクレールに敬意を示すため、表彰台に戻ることを決めたという。

 カナダGPの決勝レースで5秒のタイム加算ペナルティを受け、今季初勝利を逃すことになったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。ベッテルはこの裁定に激怒し、マシンを表彰台の下まで走らせるのを拒否。ピットレーンの入り口でマシンを降りてしまった。そして彼は、そのままフェラーリのホスピタリティに直行した。

 その後ベッテルは、表彰式に出席するためにピットレーンを歩いて控え室に向かったが、その道中でルイス・ハミルトン(メルセデス)のマシンの前に置かれた”1位”のボードを外し、”2位”のボードに置き換えた。

 その当時のことを、ベッテルは次のように説明する。

「僕はパルクフェルメにマシンを停めた。別のパルクフェルメだ。トップ3のモノではない。それから、体重計測に向かった」

「その時点で、僕はその後に行われることに参加したくないと思っていた。頭に血が上っていたし、明らかに怒り、そしてがっかりしていた。その理由は、誰もが理解してくれると思う」

「ルイスとシャルル(ルクレール/フェラーリ)、そしてメルセデスの代表者に敬意を示すため、表彰式に参加した」

「確かにそれは、僕が求めていた場所ではなかった。ただ、そこから離れたかった。記者会見に出席するのも僕の意思ではないけど、ここにいなきゃいけないんだ」

 その表彰式でベッテルは、ハミルトンに対してブーイングをしたファンを鎮める発言をした。

 ブーイングが投げかけられる中、インタビュアーのマーチン・ブランドルからの質問に、ハミルトンは次のように語った。

「まず第一に、僕が裁定を下したわけじゃない。だから、彼らが何にブーイングしているのか分からない。おそらく、裁定に対してなんだろう」

 するとベッテルは、ハミルトンの発言を遮り、次のように語った。

「みんなはルイスにブーイングをするべきじゃない」

「ルイスとは何も関係ないことだ。皆さんが満足していないのは理解している。だって僕自身も、こう言った類の裁定には満足できないからね」

「でもルイスとは無関係だ。みんながルイスをブーイングすること、それは良いことじゃない。だから僕は話に割って入った。彼の答えを中断してしまったことについては申し訳ない。でも僕は話を中断して『彼にブーイングしないで! 彼は何も悪いことはしていない』と言ったんだ」

「彼は素晴らしいレースをした。僕にすごくプレッシャーをかけてきたんだ。そして楽しかった。お互いに尊重しあっている。だから今回のことは彼とは関係ない」

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シリーズ F1
イベント 第7戦カナダGP
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執筆者 Scott Mitchell