ベッテル、ザントフールトの新バンクコーナーにメロメロ? 「F1はこれをもっと導入すべき!」
F1オランダGPで改修後されたバンクコーナーを体験したセバスチャン・ベッテルは、F1にはこうしたコーナーがもっと必要だと語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
F1第13戦オランダGPが開幕を迎えた。舞台となっているのはザントフールト・サーキットだ。36年ぶりのF1開催にあたり、サーキット側はコースを一部改修し、ターン1とターン3、そして最終コーナーに大きなバンク角が設定された。
そして初日フリー走行でそれを体験したセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)は、改修されたコーナーはエキサイティングで、F1がより多くのサーキットで導入すべきモノだと語っている。
「僕らはもっとこうしたバンクのついたコーナーをもっと作るべきだ。逆バンクではなくね」と、ベッテルは言う。
「逆バンクは排水のために使われているけど、グリップがなくてとてもつまらない」
「(正バンクのコーナーは)見た目にもエキサイティングだし、マシンで走っても同じように刺激的だと思う」
なおF1はアブダビGPが開催されているヤス・マリーナ・サーキットについて、レイアウトやレースの質について批判を受けた結果、今シーズンの開催に向けてバンク付きコーナーを追加する予定となっている。
なおベッテルはこのオランダGP初日の走行では、FP1中盤にパワーユニットにトラブルが発生しコース上にマシンをストップ。長時間の赤旗中断の原因となってしまった。その後のFP2では10番手タイムをマークしている。
「まずまずのFP2だった。僕らは追い上げるために、素早くリズムを掴む必要があったんだ」
「何年も前だけど、ここでの経験があることは助けになった。トラックが大きく変わっていなかったのは、いいニュースだったね」
「多少は変わっていたけど、良い変化だと思う。バンクもエキサイティングだ。まだどのラインをとるかはハッキリとはしていないけど、明日もう少し時間はある」
また赤旗によって中断が頻発した初日について、リズムをとるのが難しくなるものなのかと、ベッテルは尋ねられた。すると彼はFP1での赤旗は“自分が原因だった”ことを引き合いに冗談めかして答えた。
「僕にとってはそれほど厳しいものじゃなかったね」
「午後(FP2)もそうだ。最初の赤旗が出た時、僕はまだコースに入っていなかった」
「結局(赤旗は)1回しか経験していないけど、そんなに酷いものじゃない。とにかくボックスに居るだけだ。僕としては、赤旗で影響は無かったね。もっとも、僕らも引き起こしたんだけど!」
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