5番手のベッテル「バランスが悪かった。SF71Hは速さを秘めている」
マシンのバランスが取れていなかったと語るベッテルは、今後より多くのパフォーマンスを引き出すことができると主張した。






フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1開幕戦オーストラリアGP金曜日のフリー走行でマシンのバランスが取れていなかったと語り、今後はより多くのパフォーマンスを引き出すことができると主張した。
ベッテルはフリー走行2回目でトップタイムを記録したルイス・ハミルトン(メルセデス)から0.520秒遅れの5番手タイムを記録。一方、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは0.127秒差の2番手につけた。
開幕戦初日は上位3チームの中でフェラーリのタイムが劣る形となったが、ベッテルは残りのレースウィークの間にチームが大幅にステップアップすることができる可能性があると述べた。
「毎レース、金曜日は退屈な作業だ。それは今年も変わらないね。今日はマシンを快適に感じられなかったため、バランスを少し変えようとしていた」
「まだ秘めているパフォーマンスがたくさんあると思う。僕は自分たちの本当の姿を知っているからあまり心配していない」
「トップとの差は近かったように見えたからそれは良いニュースだ。明日は本領を発揮しなければならない」
バルセロナ公式テストでのアタックタイムから、フェラーリが今シーズンの冬に期待されていただけの進歩ができていないのではないかという憶測があったが、ベッテルはSF71Hに対する信頼を未だに持っていると語った。
「マシンは良い感じだと思う。まだ僕が求めるところまではいけていないけど、もう少し作業して、思い通りにいけばうまくいくはずだ」
「確かにポテンシャルはあると思う。僕は今回のラップタイムに満足していない。リズムやバランスもまだ整えていなかったから、もっとタイムは向上するはずだ。でもそれは他のライバルも同じ状況だと思う」
「他のライバルよりも大きな一歩を踏み出したい。差を縮めることができれば良いね。うまくいけば近いうちに差は縮まるだろうし、明日にでもうまくいく可能性がある」
Additional reporting by Adam Cooper
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | オーストラリアGP |
ロケーション | アルバートパーク・サーキット |
ドライバー | セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Jonathan Noble |