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フェラーリが迎える”重要な数週間”。ベッテル「今後の方向性を決めなければ」

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フェラーリが迎える”重要な数週間”。ベッテル「今後の方向性を決めなければ」
執筆:
2019/04/21 10:08

セバスチャン・ベッテルは、フェラーリは開発の方向性を決める重要な時期に直面していると考えている。

 セバスチャン・ベッテルは、シーズン中盤以降に向けた開発の方向性を決める、重要な”数週間”に直面していると語った。

 オフシーズンテストでは好調だったフェラーリだが、開幕3戦で勝利することはできず、逆にメルセデスに3連続のワンツーフィニッシュを許してしまった。

 2016年の王者で、メルセデスの元F1ドライバーであるニコ・ロズベルグは、フェラーリのSF90の空力哲学は、コーナリング性能を妥協し直線スピードを追求しているのではないかと指摘している。

 ベッテルは、中国GPで今季初表彰台を獲得したものの、マシンに満足できていなかったと認め、フェラーリはマシンをどうしていきたいか、すぐに決定しなければいけないと語った。

「僕たちは非常に強力なマシンを持っている。それについては何の問題もないが、まだそれを機能させられていない」

「特に僕自身はそうだ。最初(オフシーズンテスト)と比べて、全体的に満足できていない。言うまでもなく、これまで戦ってきた3つのトラックはかなり異なっているし、コンディションも違った。でも、僕たちはある種のパターンを見出だし始めていると思う。特にグランプリの距離を走ることで、このクルマの本当のパフォーマンスを引き出すために何が必要か、僕に何が足りないのかを理解していると思う」

「この数週間は、今後数カ月でどこに向かうべきなのかを理解する上で、すごく重要なものになるだろう」

 空力レギュレーションが変更された今年、フェラーリとメルセデスは、フロントウイングに異なるコンセプトを導入した。その影響か、メルセデスはコーナーで優れており、フェラーリはストレートで速さを見せていた。

 開幕戦オーストラリアGPはメルセデスが支配したものの、第2戦バーレーンGPでは、ベッテルのスピンとシャルル・ルクレールのマシントラブルが発生するまで、フェラーリがアドバンテージを持っているように思われた。第3戦中国GPでは、メルセデスの方が優れたパッケージを持っていたものの、その差はオーストラリアほど離れてはいないようだった。

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、競争力はサーキットによって変動し続けるだろうと確信している。

「オーストラリアは確かに例外であり、(メルセデスとの)違いは非常に大きかった」

「それ以外のバルセロナ(オフシーズンテスト)やバーレーン、中国ではコンマ数秒の差だったと思う」

「だから私は、2台のマシンが非常に強力で、いくつかの点でとても似ていると考えている」

「我々は、マシンの限界がどこにあるか分かっている。サーキットによっては、他と比べてその限界が強調されるかもしれない」

「重要なのは、マシンを開発することだ。我々は今後このマシンをさらに強くしようとしているんだ」

Additional reporting by Roberto Chinchero

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル 発売中
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Scott Mitchell