ベッテル「チームの現状はそれほど悪くないし、ここが限界ではない」

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ベッテル「チームの現状はそれほど悪くないし、ここが限界ではない」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2018/10/11 10:08

ベッテルは、フェラーリが最近の数レースの結果以上のポテンシャルを持っているということを、シーズン終盤のレースで証明したいと話した。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今季終盤の戦いで最近の苦戦を覆すような良いレースがしたいと話した。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは直近の7レースで6勝を挙げる一方、ベッテルは本人のミスやフェラーリの戦略失敗によってポイントを取りこぼしており、今季4レースを残してハミルトンとの差が67ポイントにまで開いてしまった。

 先週末の日本GPの予選Q3では、他のチームがスリックタイヤを履く中で、フェラーリだけが雨が強くなると読み、インターミディエイトタイヤを装着。結果としてこれが大失敗に終わり、フェラーリチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは”受け入れらない”ミスだったと怒りを露わにしていた。

 決勝では、ベッテルがレッドブルのマックス・フェルスタッペンとの接触によりスピン。追い上げたものの最終的に6位でフィニッシュしている。

 シーズン前半はメルセデスと互角以上に渡り合っていただけに、タイトル奪取の絶好機だった今シーズンだが、ベッテルはその機会を失いつつある。一方で彼はシーズン終盤のレースで、今のチームがそれほど悪くないということを証明する必要があると話した。

「このチームは大きな可能性を秘めていると思う」

「言うまでもなく、最近の数週間は全体的に僕たちにとって厳しいものだった。もっと良い成績を残せていたかもしれないけど、そうはならなかった。それには理由がある」

「だけど、僕は今後を楽しみにしているんだ。ここ数週間は難しいものだったとしても、チームのメンバーはとても強力だし、ポジティブなんだ。そのクオリティがチームを強くしたのだと思うし、この後のレースや今後もチームを強くして行くだろう」

「だから、僕たちにはまだ多くのポテンシャルが秘められているということは分かっている。それを少しずつ深く掘り下げていかなければならない。だから今後のレースで、最近のレースの結果は僕たちの限界じゃないということを証明したいんだ」

 ベッテルは日本GPの予選でのミスについて、あの時チームでは何が起きていたのかとアリバベーネに尋ねたことを明かしたが、さらなる調査を行う方が有益だと示唆した。

「チーム内で何が起きていたのかを話したが、結果には満足していない」

「僕たちの行ったことは明らかに機能しなかった。何をもっとうまくやれたのかというのをもう一度調査し、次のレースウィークにそれをやるつもりだ」

「だけど予選やタイミングの点でも、1週間、あるいは2週間後にこういうことをしてもあまり意味はない」

「あのように雨が降れば、ちょっとしたギャンブルをすることになる。だからもし突然雨が降ったら、ラップの半分はインターミディエイトに、残りのもう半分はフルウエットになる。そうなったら僕たちが賢いように見えるだろうし、他のドライバーはそうではないように見える。常に五分五分だ。でも確かに、僕たちはもっとうまくやれたはずだった」

 またチームメイトのキミ・ライコネンは、今後のレースでもっとうまくやっていくためにも、戦略面に関してはフェラーリはいくつかの物事を”片付ける”ことが重要だと話した。

「僕たちは物事を話し合う必要がある。全体的に難しい週末だった」

「週末を通して改善して、どんどんと良くなっていった」

「純粋に結果だけを見れば、僕たちが望んだものではなかったが、時にはそうやって物事が進むこともある。次のレースでは良い結果と、僕たちがもっと満足できるような位置につけることを期待しよう。物事を整理し、もっとクリーンな週末を過ごせるよう願っている」

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シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル 発売中
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース