ベッテル、他カテゴリー参戦は興味なし。戦う価値があるF1チームとの契約を望む
フェラーリ離脱後の去就を検討しているセバスチャン・ベッテルは、他のシリーズやチャンピオンシップに参戦することはまだ考えていないという。
写真:: FIA Pool
今季限りでフェラーリを離れることが決まっているセバスチャン・ベッテル。来季の計画はまだ発表されていないが、彼はF1以外のシリーズやチャンピオンシップに参戦することはまだ検討していないという。
2021年に優勝を狙えるようなチームのシートはすでに埋まっているため、ベッテルがF1に残留しようとするなら、中団チームに移籍するかどうかを熟考することになる。
ベッテルはフェルナンド・アロンソの復帰が決まるまで、ルノーと交渉。その後はレーシングポイントとも”話し合い”をしているという。2021年にはアストンマーチンへと名称を変えるレーシングポイントに、ベッテルが加入する可能性は高いと考えられているが、ベッテルは「将来に関するニュースはまだない」と話している。
何年もレースに勝てていないチームに加入する可能性はあるのかと訊くと、ベッテルは『改善し、戦える可能性のある』チームと何かを成し遂げられるような場合のみ、F1に残ると話した。
「僕は戦えないようなチーム、戦う価値のないチームとの契約にはあまり興味がない。そして将来的に良い方向に進んでいる」
「2022年にレギュレーションが変更されることは、未知の要素だ。言うまでもなく多くのチームが、多くの変化を迎えるはずだ」
「どうなるか見てみなくてはいけないと思う。ニュースがあり次第、またお知らせしたい」
ベッテルは、インディカーやスポーツカーレースなどの、F1以外のカテゴリーへの移籍は検討していないと明かした。
「今のところ、僕はF1に集中しており、前にも言ったように代替案はチェックしていない」
アストンマーチン加入の噂が根強いベッテルだが、現レーシングポイント所属のセルジオ・ペレスは、ベッテルがチームに加わるという噂が消えるのは「時間の問題だ」と、自身のチーム残留に自信を見せた。
ベッテルは4度のチャンピオン経験者でありながら、現在33歳。まだ引退するような年齢ではないと言っていいだろう。もしベッテルが納得できるようなシートがなければ、彼が以前認めていたように1年間休養する可能性もある。一方で、今のところF1チームでドライバー以外の役職を務める気はないという。
「F1チームの運営はかなり高価だと聞いたことがあるから、賢くやる必要があるね」と、ベッテルは皮肉交じりに語った。
「言うまでもなく、僕はこのスポーツに対して大きな情熱と知識を持っている。(F1チームにドライバー以外の役職で関わるかどうかは)時が経てば分かるだろう。しかし今のところ、クルマの外よりも、クルマの中にいることを考えている」
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