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セバスチャン・ベッテル、アストンマーチン加入後初表彰台”2位”「この勢いを、今後もさらに続けていく」

アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、アゼルバイジャンGPで2位に入ったことが、非常に低調なシーズンスタートとなった自身とチームを勢い付かせるのに役立つことを望んでいる。

Sebastian Vettel, Aston Martin, 2nd position, celebrates on the podium

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 セバスチャン・ベッテルは、昨シーズン限りでフェラーリを離れ、今季からアストンマーチンに加入。しかし最初の4レースではポイントを獲得することができず、第5戦モナコGPで5位に入ったのが移籍後初入賞となった。そしてその次のアゼルバイジャンGPでは、力強いレースを戦い2位表彰台を獲得。彼にとっては、2019年メキシコGP以来の2位、アストンマーチンにとっても、チーム名称変更後(昨年まではレーシングポイント)初の表彰台となった。

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 ベッテルは新品のソフトタイヤを履いてレースをスタート。他車が10周目前後でピットストップを行なう中、ベッテルは18周目までタイヤ交換を遅らせる作戦を成功させ、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)と角田裕毅(アルファタウリ)をオーバーカット。さらにフェラーリのシャルル・ルクレールとアルファタウリのピエール・ガスリーを抜き、さらにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアとルイス・ハミルトン(メルセデス)のコースオフにも助けられ、2位でのフィニッシュを果たした。

 ベッテルはレース後、フリー走行と予選を通じてかなり競争力があると感じていたものの、表彰台に上がれるとは思っていなかったと認めた。

「正直、あまり期待していなかった」

 そうベッテルは語った。

「週末を通じて、調子が良いことは分かっていた。入賞は期待できると思っていたんだけど、2位になれるとは思っていなかった。でも、レースは本当に力強かった」

「もちろん僕は、2位とチームの仕事にとても満足している。それは僕らにとって素晴らしいことだと思う。シーズンのスタートは非常に厳しいモノだった。昨年、このチームは非常に素晴らしい1年を過ごしたから、僕らはかなりのことを期待していたんだ」

「チームのみんなと酒を酌み交わせるようになるのが、待ちきれないよ」

 2020年、レーシングポイントの名称で戦っていた現アストンマーチンは、非常に力強いパフォーマンスを披露。安定して中団グループの最上位で戦い、サクヒールGPではセルジオ・ペレス(現レッドブル)のドライビングにより勝利を手にした。しかし、レギュレーションによりダウンフォースが削減された今シーズンは、開幕戦から苦戦するレースが続いていた。

 今回のベッテルの2位により、アストンマーチンはランキング6番手に浮上。5番手のアルファタウリまで2ポイント差まで迫っている。

 徐々に調子を上げつつあるアストンマーチンの一員として戦っていることを楽しんでいると、ベッテルは語った。

「新しいチームに加わって、良い結果を手にするのは、いつでも素晴らしいことだ」

 そうベッテルは語った。

「僕は木曜日にここで、勝つためにチームに加入したと言った。そしてもっと楽しめるスポットに近づいてきていたから、レースを楽しむことができた」

「確かに4番手を走っていた時でも、それがチームにとっても僕にとっても、重要なポイントだということは分かっていた。でも表彰台圏内に入るや否や、何かが起こった時には勝利を狙うと本気で言えると、僕はそう思った」

「この週末は、マシンがとても快適に感じられた。この勢いを、次のいくつかのイベントにも続けていくことができるのを期待している」

「フランスは、通常のコースになる。だから、自分たちのポジションを改めて確認することになるだろう。ただ、もう少し安定してポイントを争えるようになることを願っている」

 ベッテルは、フェルスタッペンのクラッシュにより赤旗中断になった時、一度もマシンを降りることはなかった。それほど体調は良好だったという。

「気を紛らわせることなく”ゾーン”に留まり、(レース再開に向け)準備を整えたかった」

 そうベッテルは語った。

「今日、僕らは確かにベストを尽くすことができたと感じた。マシンの中では、とても快適だった。マシンに乗っている時、トイレに行きたくならない唯一のドライバーだからね。どんなに長くマシンに乗っていても大丈夫なんだ!」

 

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