シーズン後半、失速のベッテル「強いグループになるのは僕らの責任」

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シーズン後半、失速のベッテル「強いグループになるのは僕らの責任」
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
2018/12/01 7:09

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今シーズンについて”絶好調ではなかった”と認めると共に、来季に向け自身とフェラーリが何を改善すべきか分かっていると語る。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今季10レースを終えた段階でランキング首位に立っていた。しかし最終的にはメルセデスのルイス・ハミルトンに敗れ、夏休み後の9レース中、わずか1回しか勝つことができなかった。

 ベッテルの後半戦は、ミスが目立ったと言っても過言ではないだろう。ドイツGPでは、レースをリードしていたにもかかわらず、濡れた路面に脚を取られてクラッシュしてしまった。またイタリア、日本、アメリカの各GPでは、レース早々に他車と接触してスピン……後退することとなった。

「当然ながら、今年は僕の年だった。でも僕がミスを犯してしまったのなら、そう言ったとしても何の意味もない」

「何が間違っていたのか、そしてなぜ物事が変わってしまったのかを知るためには、いくつかのことを見直さなければいけない。しかし他にも、良くなかったことがあったと思う。たくさん見直す必要はないし、過度に複雑にする必要もない」

「僕は何をすべきか分かっていると思う。確かにいろんなところを振り返ると、僕は絶好調ではなかった」

「だから、まず最初に自分を見つめる。そして、今年よりも良くなれると思う」

 ベッテルは今季5勝を挙げた。対するハミルトンは11勝。つまりベッテルのミスだけが、チャンピオン獲得を逃した理由ではないと考えている。

 今季のフェラーリの6勝のうち4勝が、シーズン前半の10戦までに挙げたものだ。しかしイタリアGPでフロントロウを逃した後、マシンの開発が誤った方向に進んでしまったという。

「僕らはシーズン後半に向け、後退してしまった。でも、再び競争力を高めることができた。僕らは何がうまくいかなかったのかを理解していると思う」

 そうベッテルは語った。

「僕らには多くの教訓があった。一般的には、厳しい1年だった。チームは強く、可能性を秘めていると思う。しかし確かに、チーム内でたくさんのことが起きた」

「(セルジオ)マルキオンネ会長が亡くなったのは、明らかに影響を与えた。そしてそれは厳しいことだった」

「あらゆる詳細を調査し、より強固なグループとなっていくことは、我々の責任だ」

 とはいえ2018年シーズンはフェラーリにとって、2008年以降最高の年だったとも言える。ベッテルはポジティブなことを見過ごさないことが重要だと語った。

「マシンやパッケージから全てを引き出すことができたレースもたくさんあったと思うし、僕はできることは全てやったと感じている」

「僕はそのことについて満足している」

 そうベッテルは語る。

「現時点では、物事を整理するのに少し時間が必要だ。消化し、分析するのに少し時間がかかる」

「全てのことを大きく変える必要があるとは思わない。でも確かに、僕は調整し、強くなることができる」

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