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スリップストリームを使えなかったことが、ベッテルの予選での敗因?

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スリップストリームを使えなかったことが、ベッテルの予選での敗因?
執筆:
2019/04/27 16:57

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、予選最後のアタックのメインストレートで他のマシンのスリップストリームを使えなかったため、ポールポジション獲得を逃したと考えている。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、アゼルバイジャンGPの予選を3位で終えた。

 ベッテルは予選Q3最後のアタックに、先頭で入った。そのため、他のマシンのスリップストリームを活かすことができない立場にいた。

 結局ベッテルは、バルテリ・ボッタス(メルセデス)に0.302秒差に終わり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にも先行されてしまった。

 ベッテルは予選での敗因について、メインストレートでスリップストリームを使えなかったことを挙げた。事実、ポールポジションのボッタスがセクター3で24.736秒を記録したのに対し、ベッテルは24.988秒だったのだ。

「良い周回だったけど、その周の最後にスリップストリームを使えなかった。それが少し影響したんだ」

 ベッテルはそう語った。

「最大限を引き出すことができたから、僕としては満足している。でも、チームの観点からすれば、満足できない。僕らはシャルル(ルクレール)と僕が、もっと良いセッションを走ると期待していたからね。先頭にもっと近づけると考えていたと思う」

 スリップストリームを使えなかったことで、どれだけタイム差が生じたかと尋ねられたベッテルは、次のように語った。

「最大0.5秒になると思う。そして、中間のセクターでは、近すぎるとタイムを失うことになる。だから、常に妥協を強いられることになるだろう」

「でももし他のマシンを追いかけることができたら、おそらく0.3秒の効果があったと思う。そして前のドライバーたちにもう少し近づけたかもしれない」

 ベッテル曰く、最後のアタックでは他のマシンのスリップストリームを活用できるポジションにつけるか、それともタイヤを正しい作動温度領域に入れるためにペースを上げるか、そのふたつの選択肢を検討したという。

「路面温度は低くなっていた。だからマシンをドライブするのが難しくなっていたんだ。僕は走行を始めた時に、タイヤを作動温度領域に入れるため、プッシュすることを優先したんだ」

 そうベッテルは語った。

「ギャンブルしなかったことを少し後悔しているけど、それでも、正しい選択だったと思っている」

 ポールポジションを獲得したボッタスも、最終ラップで完璧なスリップストリームを得られなかったと考えている。しかしながらそのアタックラップは、うまくまとめることができたと語る。

「小さなマージンの積み重ねだ」

 そうボッタスは語る。

「僕は最後のアタックで、スリップストリームを使えなかった。でもそれは細かいことだし、なんとかマシンをスイートスポットに入れることができた」

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執筆者 Jonathan Noble