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アストンマーチンのベッテル、トラブルで満足なテストできず「100周足りないよ!」

アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、F1プレシーズンテストでトラブルに見舞われ思うようにプログラムを進められず、走行距離が“100周足りない”と感じているようだ。

Sebastian Vettel, Aston Martin AMR21

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで3日間に渡って行なわれたF1プレシーズンテストが終了した。それぞれが短いテスト期間を最大限活かそうと精力的に周回を重ねたが、その中でも歯がゆい3日間を過ごしたのが、アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルだ。

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 ベッテルは初日に51周を記録したが、2日目にはギヤボックストラブルが発生。わずか10周しか走ることができなかった。彼はこの遅れを取り戻すため、3日目午後のセッション前半だけで56周を走破したが、その後ブースト圧の低下に見舞われ、最後の約2時間全くコースに出られないままテストを終える形となってしまった。

 ベッテルが今回のテストで稼いだ走行距離はわずか117周。これは初日に走行したウイリアムズのテストドライバー、ロイ・ニッサニーに次いで少なく、レギュラードライバーでは最少だった。

 予定よりもどれほど後れを取ってしまったのか、そう尋ねられたベッテルは次のように返した。

「100周だよ! もちろんもっと走行距離を稼ぎたかった。それが一番重要だった」

「今日はとても忙しかったので走行時間を有効活用しようと思っていたけど、それはできたと思うし、たくさんのことを学習できた。だから今はこれらのことを思い出してフィードバックし、今後のことを考えないといけない」

「さっきも言ったように全体で100周足りていないと思うし、おそらくランス(ストロール/チームメイト)も同じような感じだと思う。僕たちは望んでいたものが得られなかった。でも大したことではないし、そういうものだから、前に進んでいくしかない」

 3日間のテストで最も周回数が少なかったチームはメルセデス(304周)。アストンマーチンは314周で、下から2番目となっている。なお、最多周回はアルファロメオとアルファタウリの422周だ。

 トップから6秒遅れのタイムでテスト最終日を終えたベッテルだが、彼は速いラップで限界を探るよりも、多くの走行距離を稼いでマシンを理解することが重要だったと語った。

「1周のアタックよりもマシンを理解することが重要で、そのためにはより多くの周回を重ねた方がいいと思う」とベッテル。

「プッシュするラップというのは、ただ物事をまとめるためにするものなので、あまり心配していない」

「それは僕たちができていないことのひとつだ。でもレースウィークや予選が始まれば分かることだし、予定通りに行けば開幕戦の後に22回もレースが控えている。時間はたっぷりある」

「忙しい1年になるだろうから、もちろん良いスタートを切りたい。ちょっとした問題があったから、テストは複雑なものになったね」

 ベッテルは、アストンマーチンの戦闘力が現時点でどのくらいあるのか分からないとしたが、今後急速に学びを深めていかなければいけないと語った。

「競争力という点で僕たちがどの辺りにいるのか、それを言うのはとても難しい。僕たちは他の人たちと比較できるほど走れていない」

「でもそれはあまり重要なことではない。どの道2週間後には分かるしね。だから今から2週間かけて推測することになる」

「僕たちはセットアップなど、まだまだマシンから学ばないといけないことがある。でもそれは皆同じ立場だと思う。3日間の走行で全てをやり遂げることは不可能だ」

「だから、最初の数レースで特に急速に学んでいくことになるだろう。そこからが勝負だね」

 
 

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