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ベッテル、ミック・シューマッハーの”サポート”約束も「自分の道を探す必要がある」

2021年、アストンマーチンに加入するセバスチャン・ベッテルは、ハースからF1デビューするミック・シューマッハーを喜んでサポートすると語る一方で、ミックは自分で進む道を探さねばならないとも語った。

David Coulthard, Sebastian Vettel, Mick Schumacher

写真:: Race of Champions

 2020年までフェラーリに在籍し、2021年はレーシングポイント改めアストンマーチンのマシンでF1を戦うセバスチャン・ベッテル。彼は同郷の伝説的ドライバーであるミハエル・シューマッハーと年齢差を越えて強い絆を築き、レース・オブ・チャンピオンズでタッグを組むなどした。

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 そのミハエル・シューマッハーの息子であるミック・シューマッハーは、2020年のFIA F2でチャンピオンに輝き、2021年にはハースからF1デビューを果たすことになっている。ベッテルはこのミック・シューマッハーとも親しくしており、2019年のレース・オブ・チャンピオンズでコンビを組んだ。

 ベッテルはミック・シューマッハーのデビューに際し、できる限りサポートするつもりだと語った。

「喜んで、できる限りサポートさせてもらうよ。だって彼は人物としても素晴らしいし、彼の父親とも特別な関係だったからね」

 そうベッテルは語った。

「マイケル(ミハエル)がここ数年のミックの成長と、今F1にステップアップするのに立ち会えないのは残念だ」

「僕の立場から言えば、彼のことはとても好きだ。僕らは良い関係だし、僕が知っていることを全て彼に伝えられるのは嬉しいことだ」

 ミック・シューマッハーはベッテルについて、父ミハエルと同様に自分にとってのアイドルであり、良き相談相手だと語っている。これについてベッテルは「光栄に思う」と語った。

「光栄に思うよ。彼が僕の勝利を見るよりも、僕が彼のお父さんが勝つのを見た方が多いと思う。でも、喜んで手伝いたいと思うよ」

 そう語るベッテルだが、一方でミック・シューマッハーは自分で進む道を築いていかなければいけないとも付け加えた。

「喜んで手伝うけど、彼が自分で進むべき道を見つけ、その道を辿っていくことがとても重要だと思う」

「でも僕が尋ね、マイケルがそれについて何かを言ってくれたことは確かに助けになったし、アドバイスもしてくれた。僕は彼に同じことをしようと思っている」

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