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ベッテル、フェルスタッペンのオーバーテイクを”予測”していた?

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ベッテル、フェルスタッペンのオーバーテイクを”予測”していた?
執筆:
2019/04/14 11:09

F1中国GPを3位で終えたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がバックストレートエンドで飛び込んでくるのを予想していたと語った。

 上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位表彰台を獲得した。

 このレース、上位グループで最初にピットストップを行なったのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだった。ハードタイヤに交換したフェルスタッペンのペースは素晴らしく、1周遅くピットインしたベッテルに接近。そしてバックストレートエンドのタイトコーナー”ターン14”でズバリとイン側を突いた。

 しかしフェルスタッペンは僅かにロックアップ。これでアウトに膨らんでしまったため、ベッテルがクロスラインを仕掛ける……ベッテルはなんとかフェルスタッペンの前に留まることができた。

「僕には、彼が近づいてくるのが見えた。ストレートエンドでのスピード差は、今やとても大きかった」

 そうベッテルは語った。

「僕はマックスがやろうとしていることが分かっていた。僕も同じようにやるだろうからね。彼はイン側に飛び込んでくるだろうから、僕は切り返してやろうと思っていた。そういう予測を立てていたんだ。そして、それはうまくいった」

「彼の前にほぼ1車身出ることができた。彼にとっては最終コーナーへの進入角度はそれほど美しくなかったけどね。それはとても楽しかったけど、もう少し速く走りたいと思っていた」

 フェルスタッペンは、ベッテルとバトル状態となったターン14出口でワイドに膨らんだため、マシン左半分が芝生の上に出てしまった。

 しかしフェルスタッペンは、自身も同じような状況に追い込まれたら、同様のことをしただろうと発言。さらにベッテルを抜く最大のチャンスは、そのヘアピンだったと説明した。

「僕はそのブレーキングで仕掛けてみた。彼のタイヤは、まだ冷えているだろうと思ったからね」

 フェルスタッペンはそう語った。

「コーナー出口で、彼は僕にかなり近付いた。しかし、僕もきっと同じことをしただろうという意味で、それは大丈夫だった」

 なお今回の3位は、ベッテルにとって今季初表彰台である。しかしレースに勝ったルイス・ハミルトン(メルセデス)からは13秒遅れであり、ドライバーズランキングでも31ポイントの差がついている。

「表彰台に上がることができて嬉しい。でも、厳しい結果だ。僕らは彼ら(メルセデス)を困らせようとしていた。しかし、それはできなかったんだ」

 そうベッテルは語る。

「スタート直後から、彼らは速すぎた。マックスとのレースは楽しんだけど、僕らの目標は、メルセデスを追いかけることだった。彼らは今日、僕らにとって速すぎた。ルイスとバルテリ(ボッタス)はうまくやっているよ」

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執筆者 Scott Mitchell