ベッテル”黄旗2本振動”無視で、5グリッド降格ペナルティ。最後尾スタートに
アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、予選Q1でイエローフラッグ2本振動を警告を無視したとして、バーレーンGPで5グリッド降格ペナルティを受けることになった。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
アストンマーチンのセバスチャン・ベッテルは、F1開幕戦バーレーンGPで5グリッド降格のペナルティを受けることになった。
バーレーンGPの予選Q1最終盤、ハースのニキータ・マゼピンが、ターン1でスピンし、コースのアウト側にストップした。この際、当該区間にはイエローフラッグ2本が振られており、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、そしてベッテルの4台が通過した。
うち3台は当該区間を通過する際に十分減速したが、ベッテルはアタックを続けた。これがフラッグを無視したと判断され、5グリッド降格のペナルティと、ペナルティポイント3が科されることになった。
ベッテルはこの件について、スチュワードに召喚され、事情を聴取された。そして前方にスモークが見え、しかしそれが前のマシンがロックアップしただけなのか、それともマシンが停まっているのかは分からなかったと主張した。
しかしスチュワードは、ベッテルが現場に近付いた時、すでにシグナルパネルに情報が表示されており、ベッテルはそれに反応しなかったと判断した。
イエローフラッグ2本が振られている場合、当該区間を通過するドライバーは、いつでも止まることができる速度まで減速しなければいけない。しかしベッテルはそれを守らず、アタックを続けたとされたのだ。
またチームは、ベッテルにイエローフラッグ2本が振られていることを警告できたはずだともしている。
結局スチュワードは、ベッテルに5グリッド降格ペナルティを科した。さらにペナルティポイント3も加算されている。ベッテルは直近12ヵ月で初めてペナルティポイントを付与される形となった。
この結果、ベッテルはグリッド最後尾からバーレーンGPをスタートすることになる。
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