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ベッテル、今季限りで引退の“噂”を一蹴。「フェラーリでの勝利が僕の使命」

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ベッテル、今季限りで引退の“噂”を一蹴。「フェラーリでの勝利が僕の使命」
執筆:
協力: Scott Mitchell
2019/06/07 10:04

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2019年で現役を引退する準備をしているという噂は“作り話”だと語った。

 セバスチャン・ベッテルはレッドブル時代に4度のタイトルを獲得し、2015年にフェラーリへ加入したが、これまでの所フェラーリにタイトルをもたらすことはできていない。

 ベッテルの現在の契約は3年間で、2020年に満了を迎える予定だ。しかし、ベッテルとフェラーリの期待を下回るスタートとなった今シーズン、彼がこのスポーツを引退する可能性があるという噂がささやかれ始めた。

 カナダGPに先駆けて、そうした噂についてベッテルに訊くと、彼は現在の状況を快適に感じていると強調した。そして、彼はまだフェラーリとの”仕事”を終えられていないと指摘した。

「僕はそういった噂がどこから湧いて出たのかわからないんだ。そういった事は一度も話したことがないからね」

「僕は自分が望めばいつでも(F1を)辞めることができる。そして恐らく、チームが望めば僕を放出できるだろう。だけど、僕はこのチームと共にいてとても満足しているし、チームもそうであることを願っている」

「ここでは、僕は“勝利”するという使命を請け負っている。そして、フェラーリと共に勝つということが、ただひとつの重要なコトであり、僕が取り組んでいることなんだ」

「今のところ、僕たちは優勝できていない。だけどまだ、やるべきことがあるんだ」

 motorsport.comが引退という噂についてどう感じるかを訊くと、彼は次のように答えた。

「誰がそういった噂を作ったのかは分からないけど、僕はその結論(引退)につながるようなことは何も言ったことはないと思う。だから何も気に病んでいたりはしない」

「そうした噂も、ジャーナリストの仕事の一部だというのは分かっているし、いくつか“面白い”ことを思いついたんだろう。だけど、それで僕は悩んだりはしない。君達はしたいようにすればいい。僕も自分のやりたいことをするだけだ」

 ベッテルは前戦モナコGPで2位を獲得し、メルセデスの連続ワンツーフィニッシュの記録を終わらせた。しかし、メルセデスの予選ペースはフェラーリを大きく上回っていた。

 カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットはパワーの影響が大きいトラックであり、強力なパワーユニットを搭載するフェラーリにとって大きなチャンスになると目されている。

「何も予想することはできない。ただ理論上では、バーレーンよりも期待が持てる様子ではある」と、ベッテルは言う。

「一方で、路面はとても滑らかだから、タイヤを作動温度領域に入れるのは難しくなるだろう。僕らはここ数戦、そこに苦戦しているんだ」

「座って待っているわけでもないし、希望がないわけじゃない。1周走って週末が終わるわけじゃないんだ。僕はかなり楽観的だし、去年はこのコースで強かったんだ」

「もしタイヤに苦戦したとしても、僕らにはいくつか策がある。それらが機能するかどうか、見てみよう」

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ドライバー セバスチャン ベッテル 発売中
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Valentin Khorounzhiy