来季の”逆襲”を期すフェラーリ「ベッテルは強くなって帰ってくる」

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来季の”逆襲”を期すフェラーリ「ベッテルは強くなって帰ってくる」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2018/11/17 0:42

フェラーリのチーフエンジニアであるクリアは、今季のタイトル争いに敗れたベッテルは、2019年はもっと強くなると話した。

 フェラーリのチーフエンジニアであるジョック・クリアは、タイトル獲得という”仕事をやり残した”セバスチャン・ベッテルが、2019年シーズンはより強力なドライバーになって戻ってくると考えている。

 今季のフェラーリはベッテルが開幕2連勝するなど、メルセデスにとってタイトルを争う上で大きな脅威となった。しかしながらシーズン後半にミスが相次ぎ、タイトル争いから脱落。メルセデスの5年連続ダブルタイトル獲得を許してしまった。

 ベッテルはとてつもないプレッシャーにさらされ、多くのミスをしてしまったが、クリアは2019年に彼が経験を活かしてより良いドライバーになると考えている。

「実際、ベッテルはプレッシャーを楽しんでいる」とクリアは語った。

「これは私の考えでもあるが、トップアスリートというものは自分をプレッシャーの中に置くものだ。それは仕事の一部なんだ」

「彼はシーズンを楽しんでいた。浮き沈みのあるシーズンだったが、2009年にチャンピオンシップを失った時の方が腹立たしかったと、彼は最近コメントしていたと思う」

「全体として考えると、彼はこのバトルについてリスクを冒しても構わないと考え、全力を捧げた」

「セブは来年もっと強くなってくるだろうし、『やり残した仕事がある』と思っているだろう」

 クリアは、チームがシーズンを通じて一貫したパフォーマンスを発揮する必要があるということが、今年学んだ重要な教訓のひとつだったと話した。

「すばらしい戦いだった。これこそ我々がこのスポーツをする理由だ」と彼は説明した。

「戦っていて喜びを感じるようなシーズンだった」

「言うまでもなく、シーズンが望まない終わり方を迎えるのは残念だ。しかしシーズンを振り返り、具体的にどの時点で物事が自分たちの手からこぼれ落ちていったのかは分からない」

「シーズンはシーズンであり、(最終戦)アブダビで獲得したポイントは、(開幕戦)オーストラリアで獲得したポイントと同じくらい重要だ。チャンピオンシップに勝つためには、シーズンを通して成績を残す必要がある。その点で我々はうまくやれなかったし、直接の競争相手(メルセデス)をリスペクトしている。我々はそれを認識している」

「この10年間で、おそらくフェラーリは最も強力なシーズンを過ごした。その強みを活かすことができるはずだ」

「オースティンでの勝利は、チームが力を取り戻したことを証明していると思うし、シーズン後半に明らかになったいくつかの問題を理解したことを示していると思う」

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