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ベッテル、ついに今季初優勝。“カイゼン”の確認が取れてホッとした?

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ベッテル、ついに今季初優勝。“カイゼン”の確認が取れてホッとした?
執筆:
2019/09/24 8:14

セバスチャン・ベッテルはシンガポールGPで久々の勝利を挙げたことで、安堵したと認めたが、改善の道筋の確認に過ぎないとも考えているようだ。

 F1第15戦シンガポールGPで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが今季初優勝を挙げた。ベッテルの優勝は2018年のベルギーGP以来と、既に最後の勝利から丸1年以上が経過していた。

 ベッテルはこの未勝利期間中に、イタリアGPでのスピンや危険な復帰などを含むミスによって、厳しい視線が向けられて来た。

 今回の勝利はこうした批判的な空気への反撃となったと言えるだろう。ベッテルに対してその点をどう感じているのかを尋ねると、彼は次のように語った。

「多分、皆が考えているよりも満足感は少ないだろう」

「僕は自分のやり方に何か問題があったとは思っていない。つまり僕らがスピードを欠いているだとかそういったことではないんだ。物事が適切な位置に落ち着いていなかったのかもしれないし、言うまでもないけど僕自身もモンツァではとっ散らかっていた。つまり僕のミスでもある」

「僕は長いことここに居るけど、風向きが時にどう変わるかということなんだ」

「僕は自分自身に最高の期待を持っているし、自分ができるはずのドライビングができない時、満足することはできない」

「確かに、僕は今年苦戦してきた。だからこそ、そこから改善できると分かっていた。そのままでは満足できないからね。それと同時に、周りが考えているほど悪くは無かったと分かってもいた」

「長いこと経験を積んでいて、良い瞬間をたくさん経験してきたなら、悪い時期には言うまでもないが打ちのめされているだろう。でもそれもこのゲームの一部なんだ」

 ベッテルはチームメイトのシャルル・ルクレールの連勝の後に、今季初勝利を果たしたことで“ホッとしたか”を何度も訊かれたという。

「ある意味はそうかも知れないけど、もう少し後で実感し始めるだろう」

「多分、自分のしていることを続けていれば、物事は改善していくという事の“確認”になるだけなのかもしれない」

「どこかが間違っていると分かっていて、変更を加える必要がある時もあったけど、ここ最近は大きな変更は必要ないと感じ始めたんだ」

「その点では確認と言えるだろうけど、やっとホッと一息つける、というモノでもない。間違った場所にいると感じていた訳じゃないんだ。自分自身でその状況を切り抜け、好転させる必要があるのは分かっていた」

 今回のベッテルの勝利は、ルクレールよりも1周早くピットインしたことでアンダーカットを成功させ、フェラーリをワンツー体制にした事に起因するものだ。

 ベッテルは、“チームよりも自分が重要だと考えるようなら、大きく誤解している”と語っており、個人の栄光よりもチームとしての結果が重要だと主張した。

「チームは自分よりも、どんな個人よりも重要だ。だから言うまでもないが最終的にワンツーでフィニッシュできて、嬉しく思っている」

「自分にとって、そしてシャルルにとって順位というものも重要だ。それが僕らがここにいる理由で、僕らは勝利のために戦っているんだからね。だけど“チームが”僕らよりも重要なんだ」

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シリーズ F1
イベント 第15戦シンガポールGP
サブイベント Race
ドライバー セバスチャン ベッテル 発売中
チーム Scuderia Ferrari
執筆者 Scott Mitchell