ベトナムGP、変更を加えた新コースレイアウトを発表。最終コーナーが直角に
2020年に初開催が予定されているF1ベトナムGP。同グランプリの主催者は、変更を加えたサーキットレイアウトを発表した。
写真:: Formula 1
2020年のF1第3戦として開催が予定されているベトナムGP。同国でのF1開催は初めてということになり、首都ハノイの中心部から車で20分ほどの距離にあるナムトゥリエム区の市街地に特設される”ハノイ・サーキット”が、グランプリの舞台となる。
先日motorsport.comでも報じた通り、当初は22のコーナーを持つレイアウトになると言われていたハノイ・サーキットは、23のコーナーを持つ形に変更されることになった。そしてこの新レイアウトが、グランプリの主催者から発表された。
この変更は、ロジスティクス及び地理的な理由により、FIAとF1から寄せられたリクエストに従った結果だという。
今回発表された新レイアウトを見ると、コーナーの数自体は、ヘアピン部分の計上方法が変更されただけで、変わっていないようだ。しかし、最終コーナー部分の形状が大きく変わっているのがよく分かる。
以前発表されていたレイアウトは、ターン21で緩く左に曲がり、そしてターン22で鋭角に曲がる形だった。しかし新レイアウトでは、ターン21で右に進路を取り、ターン22のV字コーナー、ターン23の直角コーナーを経て、メインストレートへと戻る形となっている。
「ターン22と23で少し変更を加えました」
ベトナム・グランプリ・コーポレーションのレ・ゴック・チーCEOは、そうmotorsport.comに対して語っていた。
「このコースはストリートサーキットであり、地域の実際の地理的状況に合わせて調整する必要があります。また、FIAとF1が求める全ての要件を満たさなければいけません」
「我々はFIAやF1と密に働き、ドライバーの完璧な安全を確保するために必要なことを全て行ないました。そして、それと同様に、ドライバーが自らのスキルを全て発揮できるよう、すべてのエキサイティングなターンを作り上げました」
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