ビルヌーブ「ライコネンとボッタスの接触だったらペナルティは軽かったはず」

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ビルヌーブ「ライコネンとボッタスの接触だったらペナルティは軽かったはず」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
翻訳:: 松本和己
2018/07/11 0:21

元F1王者のビルヌーブは、イギリスGP決勝でライコネンが接触したのがボッタスだったらペナルティは軽かっただろうと話した。

Jacques Villeneuve, Sky Italia
Kimi Raikkonen, Ferrari
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H
Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09, leads Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H, and the rest of the field at the start of the race
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1
Sebastian Vettel, Ferrari and Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 on the podium
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1

 イギリスGPのオープニングラップでは、キミ・ライコネン(フェラーリ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触、ライコネンは10秒のタイム加算ペナルティを受けた。これについて1997年のF1王者であるジャック・ビルヌーブは、当たったのがハミルトンではなくチームメイトのバルテリ・ボッタスだったら、もっとペナルティは軽かったはずだと話した。

 フランスGPでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がボッタスと接触した際には、ベッテルが5秒のタイム加算ペナルティを科せられた。これには、ペナルティが軽すぎるのではないかと批判も出ていた。

 対してビルヌーブは、ライコネンが10秒のタイム加算ペナルティを受けたことが、F1スチュワードの矛盾を強調していると主張。そしてもしライコネンが接触したのが母国レースのハミルトンではなく、そのチームメイトのボッタスだった場合、ペナルティは軽くなったはずだと考えている。

「なぜ10秒(ペナルティ)だったのか分からない。別の時は5秒だった」と、ビルヌーブはmotorsport.comに語った。

「それは間違っている。あれはレーシング(インシデント)だった。レースにペナルティが科されるのは好きじゃない。汚い運転や間違ったこと、愚かな運転にペナルティが科せられるべきだ」

「彼らは、当てられたのがルイスだったから、10秒にしたんだ。ここはイギリスで、彼がチャンピオンシップを争っていたから」

「もしボッタスだったら、ペナルティは5秒だったはずだ。それが問題なんだ」

 ビルヌーブはまた、オーストリアGPでのライコネンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触を、スチュワードの裁定に矛盾がある例として挙げた。両者はオープニングラップに接触しフェルスタッペンが前に出たが、この件にペナルティは出されていない。

「時には、オーストリアでのフェルスタッペンのようなケースも見られる。彼はキミに接触した」とビルヌーブは付け加えた。

「なぜあれがペナルティじゃなかったんだ? キミがコースオフしなかったからか? じゃあ、キミがそうなっていたらペナルティが出されるのか?」

「それは間違っている。重要なのはアクションであり、最終的に何が起きたかではない」

 またビルヌーブは、接触によって最後尾まで後退したハミルトンが、1スティント目のソフトタイヤを引っ張ったことにより、2スティント目のミディアムタイヤがチームメイトよりも新しくなり、レース終盤での助けになったと述べた。

「もし彼らがお互いにぶつからずに、彼(ハミルトン)がレースを通じて3番手を走っていたら、彼のタイヤが壊れてしまっていただろう」

「彼はタイヤを限界まで使って1回目のピットを遅らせたから、最終的にボッタスと比べてタイヤが問題なかったんだ」

「彼はひどいスタートをし、2位でレースを終えた。彼はそれで満足すべきだ。どちらにせよレースには勝てなかったんだ。文句を言うべきではない」

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