“ご意見番”ビルヌーブ、フェルスタッペンはチームメイトに「ハミルトンを欲しがっている」倒せば究極の世界一?

F1世界チャンピオンのジャック・ビルヌーブは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが“究極の目標”を達成するためにチームメイトとしてルイス・ハミルトンをチームメイトとして求めていると考えている。

Pole man Max Verstappen, Red Bull Racing, receives his Pirelli Pole Position Award from Jacques Villeneuve

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンの関係性はこれまでも度々取り上げられてきたが、1997年のF1王者であるジャック・ビルヌーブはフェルスタッペンがハミルトンをチームメイトとして求めているのではないかという論調を展開している。

 フェルスタッペンとハミルトンの緊張関係がピークに達したのは、ふたりがF1タイトルをめぐり激突した2021年。イギリスGP、イタリアGP、サウジアラビアGP、サンパウロGPの4戦で交錯し、最終戦アブダビGPまでもつれ込んだタイトル争いは最終盤のセーフティカー導入で波乱の幕切れとなった。

 コース上で激しく競り合ったフェルスタッペンとハミルトンの関係は2021年以降も注目を集めがちだが、ハイネケン“Player 0.0”のイベントでmotorsport.comの取材に応じたビルヌーブは次のように語っていた。

「(チームは誰をフェルスタッペンのチームメイトに迎えるか)気にしていないと思う。彼らにはマックスがいるからね」

「今はこうしてマックスが勝っている。楽に上位に立って、想像できる全てを手中に収めている。彼らが(フェルスタッペンのチームメイトを)気にする必要なんてないよね?」

「我こそが新時代を牽引する存在だということを示したい若いドライバーを入れて、混乱を作るかどうか……マックスはおそらくルイスを欲しがるだろうね」

「それは自分がルイスに勝てるということを世界に示すためだ」

「それが彼の究極の目標だ。おそらく、彼はそれを望んでいるだろう。ただ、レッドブルが望むかどうか分からないよ」

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14, Max Verstappen, Red Bull Racing RB19

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14, Max Verstappen, Red Bull Racing RB19

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images

 またオランダGPではフェルスタッペンがF1史上最高タイとなる9連勝をマーク。圧倒的な強さをいかんなく発揮しているが、彼がF1を支配する現状に文句を言っても仕方がないとビルヌーブは語っている。

「彼は他よりも優れている。それだけだ。有害だと言っても意味がない」とビルヌーブは言う。

「彼を最高たらしめるのはレギュレーションじゃない。彼が最高なんだ。みんなそれを喜び、誇りに思うべきだ」

「かつてはルイスとメルセデスがそうだった」

「ルイスには文句を言わなかったのに、なぜマックスには文句を言うのか?」

「そのコンセプトが理解できないよ」

 そしてビルヌーブは、フェルスタッペンがF1を支配する今がF1で最もチーム間が接近していると考えている。

「圧倒的なのはマックスだ」とビルヌーブは言う。

「F1がこんなに接近していたことはなかった。1位から12位までの差を見ると、1〜2秒になっていることもある」

「歴史上こんなことはなかったけど、みんな文句を言っている。今が史上最高なんだ」

 ちなみにハミルトンはイタリアGPに先立ち、メルセデスとの契約を2025年まで延長。近い将来、フェルスタッペンとハミルトンのコンビが実現することはおそらくないだろう。

 

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