レッドブル、アブダビGP後の若手ドライバーテストにはヴィップス&ブエミを起用
レッドブルは、F1アブダビGP後に行なわれるポストシーズンテストにユーリ・ヴィップスとセバスチャン・ブエミを起用する。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
F1最終戦アブダビGP後に行なわれるポストシーズンテストにおいて、レッドブルはユーリ・ヴィップスとセバスチャン・ブエミのふたりを走らせることが明らかとなった。
本来は若手ドライバーテストとして位置付けられていた今回のテストだが、F1での経験豊富なドライバーたちも今季のF1に出場していなければFIAの承認次第で参加できるという形に。これにより2度のF1王者であるフェルナンド・アロンソがルノーから参加することになったが、かつてトロロッソ(現アルファタウリ)で活躍したブエミも名を連ねることになった。
ブエミは2009年からトロロッソで3シーズンF1を戦った後、フォーミュラEでチャンピオンに輝き、ル・マン24時間レースで3連覇を達成するなど、様々なカテゴリーで実績を残してきた。現在はレッドブルのテスト兼リザーブドライバーを務めている。また、F1マシンでの走行は高速クラッシュを喫したシルバーストンでのピレリテスト以来、約1年3ヵ月ぶりということになる。
「昨年のシルバーストンでのピレリテスト以来(F1)マシンをドライブしていないので、アブダビでのテストは僕にとって非常に重要だ」とブエミは語った。
「僕はシミュレータでの作業に多くの時間を費やしているし、実車をドライブする機会を与えられれば、(シミュレータと実走行の)相関関係がより良くなるからね」
「つまり、実車と比較してシミュレータでの挙動がどうなのかのフィードバックを得られるんだ。また、もうひとりのドライバーがチームにフィードバックを与えるという機会も与えられた」
「これは素晴らしいチャンスだし、とても楽しみにしているよ」
そんなブエミと共にテストに参加するのが、レッドブル育成ドライバーのヴィップスだ。彼は型落ちF1マシンによる300kmのプライベートテストを完了しており、ブエミがWEC(世界耐久選手権)参加で不在の際はレッドブルのリザーブドライバーも務めていた。ただ現行F1マシンのドライブは初めてとなる。
「アストンマーチン・レッドブル・レーシングが、アブダビで行なわれる若手ドライバーテストに参加する機会を与えてくれたことに本当に感謝している」
ヴィップスはそう語った。
「僕はRB8で300kmを走ったことがあるけど、現行のF1マシンを走らせるのは初めてだ」
「学ぶべきことはたくさんあるだろうから、できる限りの準備をしたい。またここ数レース、リザーブドライバーとしてチームに帯同することができて良かったと思っている」
またアルファロメオもレッドブル同様、若手とベテランのコンビでテストに臨む。起用するのはリザーブドライバーのロバート・クビサと、今季のFIA F2でランキング2位となったカラム・アイロットだ。
なお、クビサはアブダビGPのフリー走行1回目でのアントニオ・ジョビナッツィに代わってマシンを走らせる予定。今季5度目のFP1出走となる。
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