F1

レッドブルF1、かつてのメルセデス1強体制再現はムリ? 「すでに接近してきている」とチーム代表

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はライバルチームが接近し始めているため、メルセデスのように7年もF1を支配する事はできないと考えている。

Filip Cleeren

Filip Cleeren

編集: 2023/07/12 15:36

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, in the Team Prinicpals Press Conference

 レッドブルF1は2021年、2022年とドライバーズタイトルを連覇し、2023年もタイトル獲得は間違いないと見られている。ただチーム代表のクリスチャン・ホーナーはかつてのメルセデスのような支配へと続くとは考えていないようだ。

 2023年のレッドブルは非常に競争力が高く、開幕からここまでの10戦全てで勝利。まさに”我が世の春”といったシーズンを過ごしている。

 アドバンテージを持つ彼らは、マシン開発をライバルより早期に翌年型へシフトして来季以降に繋げる事ができると見られている。

 こうした状況は2014年から2020年までF1を支配していたメルセデスの姿を思い起こさせる。ただホーナー代表はライバルチームが開発競争で接近し始めていると考えており、レギュレーションが維持されていれば、その傾向が続いていくだろうと見ている。

 加えてサクセスハンディキャップによって空力開発にかけられる時間が制限されるため、メルセデスのような圧倒的なリザルトを再現できる自信はないという。

「このスポーツで分かっていることのひとつは、状況は収束していくということが挙げられる。すでにそうなり始めているのは分かるだろう。そしてそのために最も重要なことは安定性があることだ」

 ホーナー代表はそう語る。

「レギュレーションの安定性はチームを互いに接近させていく。これはすでに現実のものとなりつつある。今後7年間、支配が続くことはない」

「パワーユニットは今のところかなり差がなくなっていて、シャシーはエンジンよりも遥かに早く進化している。今シーズン開幕から今までにも、すでに収束しつつあるということを目の当たりにしているんだ」

 なおライバルチームは、今のF1を支配しているレッドブルのマシンデザインを参考とする向きもある。ホーナー代表は成功しているマシンが真似されることは必然のことであり、マクラーレンが見せた“レッドブル風”の直近のアップデートにも好意的だった。

「あれは非常に似たコンセプトだろう。グリッドで彼らのマシンを見てきたよ」

「今年初めて実際に目にしたが、彼らが取り入れた哲学が非常に似ている事が分かる。彼らは同じような方向を選んだんだ。これは光栄なことだろう?」

「こういうことが起こるのは避けられないし、何故そうしないのか? 我々のようなパフォーマンスを発揮するマシンがあれば、それを再現しようとするのは極めて論理的なことであり、一部のチームはそれを選択している」

「ここ(シルバーストン)での彼らのパフォーマンスはとても強力なモノがあったが、今後のレースでどうなっていくのかを確認するのは、かなり興味深いだろう」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 非情な人事は過去にも……F1シーズン途中のドライバー交代劇を振り返る

次の記事 メルセデス、すでにレッドブル式のサイドポンツーンを風洞テストも「大幅にダウンフォースが低下した」と明かす

More from

Filip Cleeren



ラッセル白旗上げる。18台抜き僚友アントネッリを賞賛「完全に主導権を握っている。タイトル争いは考えてすらいない」

F1

F1

イタリアGP

9 時間前

ラッセル白旗上げる。18台抜き僚友アントネッリを賞賛「完全に主導権を握っている。タイトル争いは考えてすらいない」



“斜め停車”角田裕毅のお咎めなしにアウディが待った! エクストラフォーメーションラップ時の規則適用に懸念、異議申し立ての意向

F1

F1

イタリアGP

14 時間前

“斜め停車”角田裕毅のお咎めなしにアウディが待った! エクストラフォーメーションラップ時の規則適用に懸念、異議申し立ての意向



ラッセル、メルセデスのチームプレイ封じたフェルスタッペンの動きに怒り「突然ブレーキを踏まれた」

F1

F1

イタリアGP

1 日前

ラッセル、メルセデスのチームプレイ封じたフェルスタッペンの動きに怒り「突然ブレーキを踏まれた」

More from

レッドブル



レッドブルのクルマは「”紙”でてきてるようなもの」 フェルスタッペン、劣化するマシンに不満と諦め

F1

F1

イタリアGP

1 日前

レッドブルのクルマは「”紙”でてきてるようなもの」 フェルスタッペン、劣化するマシンに不満と諦め



予選3番手のオスカー・ピアストリ、Q2でローソンの走行を妨害し3グリッド降格処分「彼がどこからやってきたのか、よく分からない」

F1

F1

イタリアGP

1 日前

予選3番手のオスカー・ピアストリ、Q2でローソンの走行を妨害し3グリッド降格処分「彼がどこからやってきたのか、よく分からない」



レッドブル、今回もマシンバランスに苦しむ。エネルギーマネジメントにも課題「オランダGPと似ている」

F1

F1

イタリアGP

2 日前

レッドブル、今回もマシンバランスに苦しむ。エネルギーマネジメントにも課題「オランダGPと似ている」

最新ニュース



ポール獲得ガスリー、決勝は7位でガッカリ? いえいえ、これが現実「ポジティブな収穫がたくさんあったよ」

F1

F1 F1

イタリアGP

3 時間前

ポール獲得ガスリー、決勝は7位でガッカリ? いえいえ、これが現実「ポジティブな収穫がたくさんあったよ」



「君に命を救われた」炎上するマシンから身を挺してドライバーを救助。中国GTでの勇敢な行動に称賛の声。一方運営への不信感から撤退決めたチームも

GT

GT GT 4 時間前

「君に命を救われた」炎上するマシンから身を挺してドライバーを救助。中国GTでの勇敢な行動に称賛の声。一方運営への不信感から撤退決めたチームも



F1分析|アントネッリの凄すぎるレース。難しい大逆転戦略を成功させた手腕……今季のタイトルをグッと手繰り寄せたか?

F1

F1 F1

イタリアGP

5 時間前

F1分析|アントネッリの凄すぎるレース。難しい大逆転戦略を成功させた手腕……今季のタイトルをグッと手繰り寄せたか?



ハミルトン、フェラーリに苦言「”俺たち”じゃないだろ!」 チーム内での交戦規定の整備を要求

F1

F1 F1

イタリアGP

5 時間前

ハミルトン、フェラーリに苦言「”俺たち”じゃないだろ!」 チーム内での交戦規定の整備を要求

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録