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ペレスのクラッシュで、再びレッドブルRB19のフロア下が大公開! メルセデスと同じような解決策が見て取れる?

レッドブルのセルジオ・ペレスが、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目でクラッシュ。この時、同チームのマシンのフロア下が再び、大衆の目にさらされることになった。

Red Bull B19 underfloor (straked edge wing)

ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

Analysis provided by Giorgio Piola

 F1ハンガリーGPの初日FP1では、レッドブルのセルジオ・ペレスがクラッシュし、コース脇にマシンを停めた。この時、レッドブルRB19はクレーン車によって吊り下げられて回収されたが、当該区間にいたカメラマンにより、モナコGPに続き同車のフロア下が再び激写された。すると、興味深い変更が加えられた可能性があることが分かった。

 ペレスはモナコGPの予選Q1でクラッシュ。この時、レッドブルのマシンはクレーンによって宙高く吊り下げられ、その際にフロア下が数多く撮影されてしまった。

 ライバルチームはこの写真を詳しく解析。現在のF1で圧倒的な強さを誇るレッドブルが、フロアにどんな処理を施したのか、それを深く理解するチャンスを手にしたと喜んだ。

 そのモナコGPと同じようなチャンスが、再びハンガリーGPで起きた。ペレスはフリー走行1回目序盤にクラッシュし、その回収時に再びフロア下が撮影されてしまったのだ。多くのチームが、この時の画像の解析をすでに始めているのは間違いないだろう。

 ハンガリーGPに先立ちレッドブルは、FIAに提出した書類の中で、サイドポンツーンに変更を加えた結果として、フロアのエッジ部分にも調整を施したことを報告している。

「サイドポンツーンを修正したことにより、気流の上流にあるボディワーク表面に合わせ、フロアのエッジも微妙に変化した。これにより、局所的な荷重が追加された」

 チームは報告書の中でそう説明している。

 今回撮影された写真を詳しく調べると、新しいサイドポンツーンのレイアウト変更に合わせて、いくつかの変更が加えられた以外は、フロアの上面はほぼ変わらないように見える。しかしフロア下には、興味深い部分が見える。

 これは、他のマシンでも見られた特徴である。しかも同じデザインを持っているのは、同じモナコでフロア下が晒されることになったメルセデスW14なのだ。モナコGPのフリー走行3回目には、ルイス・ハミルトンがミラボーでクラッシュし、やはりクレーンで吊り下げられて回収される際に、フロア下が世間に公開されてしまった。

 写真では確認しにくいが、レッドブルのメルセデスも、フロアエッジの後方に取り付けられたエッジウイング後部に、ストレーキが取り付けられている。これにより、ここ部分を流れる空気の方向を整えるのに役立たせている。

 問題は、レッドブルがモナコでメルセデスのデザインを見て、それを模倣したのかどうかということだろうが、それは当然チームも認めないだろう。

 ただいずれにしても、新しいレギュレーションが導入され、時間が経過すると、多くのチームのデザインが収束していくことになる。サイドポンツーンの形状が似たものになりつつあるというのと、同じ流れである。それが、フロア下のデザインにも存在するというのは、実に興味深いことだ。

 

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