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ハロがルクレールを守ったのか? 徹底調査がスタート

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ハロがルクレールを守ったのか? 徹底調査がスタート
執筆:
2018/08/28 2:59

F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ハロがなければ、アロンソのタイヤがルクレールの頭部を直撃していたかもしれないと考えている。

 F1のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、F1ベルギーGP決勝スタート直後に起きたクラッシュで、ハロがシャルル・ルクレール(ザウバー)の頭部を守ったかもしれないと考えている。

 ベルギーGPのスタート直後、目を覆いたくなる様な大事故が発生した。ブレーキングでミスを犯したニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)に追突。アロンソのマシンは前を行くルクレールのタイヤに乗り上げて飛び上がってしまい、大破しながらルクレールの真上を通過、ラ・ソースのアウト側にマシンを止めることになった。ルクレールとヒュルケンベルグも、マシンに大ダメージを負い、ここでレースを終えている。

 この事故の後、ルクレールのマシンのハロには、タイヤの跡がくっきりと残されていた。これを受けてホワイティングは、今季から投入されたこのハロが、ルクレールのヘルメットを、アロンソのタイヤから守った可能性があると考えている。しかしその一方で、ハロが果たした役割を確認するため、しっかりとした調査が必要であると語る。

「我々はすでに、そのパーツの簡易的な調査を行った。もちろんだ」

 ハロが果たした役目について尋ねられたホワイティングは、motorsport.comに対してそう語った。

「何かを申し上げるには、時期尚早だと思う。ハイスピードカメラが、我々に多くのことを教えてくれることはない。またオンボードカメラでも、これまでに我々が見たところでは、明確なモノではない」

F1がツイッターで公開した、ルクレールの360度オンボードカメラ映像

 

「しかし明らかなことは、シャシーとハロに大きなタイヤの跡がついているということだ」

「少し推測にすぎるかもしれないが、そのタイヤマークは実際にはシャルルの頭部についていたかもしれない。それは想像したくもないがね。もしそこにハロがなかったら、それは少しばかり奇跡だとも言えるだろう」

「ご覧になったように、広範囲にわたってタイヤの跡がついている。確かに、ハロがなければタイヤが彼の頭に当たっていたかもしれないと想像するのは、難しいことではない。しかしそれでも、確かな情報の裏付けがない、推測でしかないのだ」

 この事故については、FIAに有用なデータを提供することになったと、ホワイティングは語る。なおバルセロナのF2で発生した福住仁嶺と牧野任祐の事故も、同じように調査の対象になっているという。

「まさに我々は、できるだけ多くの情報を集めようとしてきた」

 そうホワイティングは語る。

「調査官は、かなり詳細な報告を上げてきている。しかし、我々がしようとしていることは、できるだけたくさんの情報を集めることだ。なぜなら我々は、すでにハロ4の開発を始めているからだ。そのためにも、我々が得ることができる情報が多くなればなるほど良い」

「我々はたくさんの写真を撮った。また調査官たちは、早々にザウバーに連絡をし、彼らがハロを取り外す時に、固定具とボルトがどうなっているか、全て正しい形で固定されているかを確認しようとしている。またより重要なことは、ハロが歪んでいないかどうかを確認することだ」

「現在はボルトで固定されている。しかし、もし変形してしまっているのなら、それを我々は確認したいのだ。そしてそのことから、何ができるのかを学ぶことができる。しかしそれは、かなり強い衝撃を受けているようだ」

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シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper