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「F1は唯一無二。そして今や黄金期」ウイリアムズ、ポストコロナのF1旋風がスポンサー獲得の追い風に。コマツとの提携にも寄与

今年コマツという日本の大手機械メーカーをプリンシパルパートナーに迎えたウイリアムズレーシング。その裏には北米を中心に巻き起こる“F1旋風”の後押しがあったという。

Alex Albon, Williams FW46

 時代は変わった。F1パドックの人々は口々にそう語るだろう。ウイリアムズレーシングでコマーシャルディレクターを務めるジェームス・バウアーもそのひとりだ。彼は新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的蔓延後の“F1旋風”によって、チームが大型スポンサーを獲得しやすい状況になったと考えている。

 現在のF1人気を作り上げたひとつの要因とされているのが、Netflixで公開されているF1ドキュメンタリー『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』。2019年初頭にファーストシーズンが公開され、コロナ禍の2020年に公開されたシーズン2以降も、新たなファン層の獲得に大きく貢献してきた。

 Netflixを通じて特にアメリカでのF1人気が高まっており、OracleやGoogle、VISAなどといったアメリカの大手企業がスポンサーとして参入してきたことがそれを裏付けている。また、2023年にはアメリカ3戦目となるラスベガスGPがF1肝いりで開催され、成功裏に終わった。

 またリバティメディアがF1買収後から精力的に続けてきたソーシャルメディア上での取り組みも相まって、アメリカ以外の多くのグランプリでも高い観客動員数を記録するなど、経済的な面でF1は大きな成功を手にしている。

「COVID-19の時は世界的にとても厳しかったが、F1というスポーツとしては、2019年にDrive to SurviveのドキュメンタリーがNetflixに登場したこともあって、実際に関心の高まりを目の当たりにした」

 バウアーはCOVID-19の影響を受けた2020年シーズンをそう振り返った。

「ロックダウンで多くの人たちが隔離されていた時に、多くの視聴者を得た。各国がロックダウンから開放されると、ライブイベントへの大きな需要があることを我々は発見したのだ。観客動員数で最高記録をマークするF1レースもいくつか目の当たりにしたし、そこから全てのレースが売り切れになっている」

Logan Sargeant, Williams FW45

Logan Sargeant, Williams FW45

写真: Andy Hone / Motorsport Images

「かつてF1は世界的なスポーツだと言われてきたが、北米ではそれに相応しいレベルに達していなかった。しかしCOVIDを機に大きく状況が変化した。F1は常にグローバルなスポーツだったが、COVIDを経て今では過去最大の規模になった」

 ウイリアムズは今年、日本の大手機械メーカーであるコマツをプリンシパルパートナーに迎え、KOMATSUのロゴはマシンやドライバーのレーシングスーツに大きく掲出されている。

 その他にもアメリカの大手電池メーカーであるデュラセルや、イギリスの大手スポーツ栄養食品メーカーであるマイプロテイン(THG)などの有名メーカーがウイリアムズをサポートしているなど、資金難にあえいだCOVID以前の状況からチームを取り巻く環境は大きく変化している。

 こうした変化の背景にも、これまでF1が苦戦してきた北米市場で強い訴求力を手にしたことが関係しているとバウアーは考えている。そして世界中に届く影響力を得た現在のF1が”黄金期”にあると語った。

「コマツとの議論の中でもそれが良い方向に働いたと思う」とバウアーは続ける。

「最先端の製造設備という点で、コマツは特に北米で非常に大きな事業を展開している。地理的な訴求にも貢献できることから、これほどまでの規模感で我々と今回のグローバルパートナーシップを結ぶことに繋がった。その点、我々は適切なプラットフォームになっているのだ」

「F1には高い関心が向けられている。COVIDの後、関心の幅やこのスポーツにおける多様性、より均等な男女比率という点において、黄金期のように感じられる。若年層のファンを惹きつけ、言った通りよりグローバルになっている。とてもワクワクしているよ」

 また、単に“金払いの良い”スポンサーを集める時代も過去のモノとなった。F1チームは、より幅広い分野で、似た価値観を持つパートナーを探しているとバウアーは強調した。

「パートナーシップは、共に価値を築くことがベースになっている」とバウアーは言う。

「時に我々が特定の分野でのみパートナーシップを模索していると考える人もいるだろう。しかし我々が本当に考えているのはブランドエクイティ、ブランドとの整合性、適切な調和だ」

Logan Sargeant, Williams

Logan Sargeant, Williams

写真: Zak Mauger / Motorsport Images

「我々にとってはパワフルなことだ。コマツと我々は、革新的な技術力で(1997年に)ジャック・ビルヌーブと共にタイトルを獲得した。両者の間にはとてつもないレガシーがあるが、もちろん今回のパートナーシップは未来を見据えたモノであり、コマツに新たな才能を呼び込み、我々の才能を維持するためのモノでもある」

「またグローバルな訴求という点でも非常に野心的だ。このパートナーシップはパドックやパドッククラブにいる人たちだけのモノではない。6万4000人という(コマツの)従業員だけでなく、将来的に世界中で働く多くの従業員に働きかけるため、広く訴求することが目的だ」

「我々はチームとして、ブランドとしてグローバルな訴求ができるようにしたいと思っている」

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 そしてバウアーは、グローバルな訴求力という点でF1が比類なき存在だとの考えを語った。

「パートナーシップはそれぞれがユニークだが、個人的にF1は世界で唯一無二のグローバルな年間スポーツだと思っている。似た訴求力を持っているシリーズはオリンピックや(FIFA)ワールドカップだが、それらは4年に1度だ。一方でF1は毎年開催される」とバウアーは言う。

「今年は24戦の史上最長のシーズンで、世界中で開催される。そしてF1は世界で最も技術的に進んだスポーツだ。特にコマツに関しては、技術や革新性における価値観を高めていると思う」

「そしてもちろん、このスポーツで成功するため、40年以上もこのスポーツに参戦し続けるためには、忍耐力やそれを支えるその他の特性が必要となる」

 

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