場所は渋谷のど真ん中! ウイリアムズF1の特設イベント「ファンゾーン」がオープン。コマツ製“ダンプカー”シミュレータも
東京・渋谷でウイリアムズのポップアップイベント「ファンゾーン」がオープン。F1日本GP決勝日まで開催される。
2024年のF1日本GPに向けて、ウイリアムズは東京でポップアップイベント「ファンゾーン」を開催。F1マシンの展示やポップアップストア、チームパートナーとの体験イベントなどが用意されている。
ファンゾーンが設置されたのは東京・渋谷のど真ん中。ちょうど渋谷109の真横にある“ZeroBase渋谷”が会場だ。
建物に入るとまず飛び込んでくるのは今季マシンFW46のショーカー。今年チームはマシンの空力パッケージに大きな変更を加えたため、サイドポンツーンやエアインテークなどの部分で今年用のカラーリングに合わせ込むのが少し大変だったと、チームの広報担当は明かしてくれた。
正面入口から見て右手にはチームのプリンシパルパートナーである日本の建設機械メーカー・コマツの、ダンプトラックシミュレータが設置されていた。ただのシミュレータと侮るなかれ。路面の凹凸に応じてシートが動くアクチュエータ付きの本格仕様となっていた。こちらは15歳以上なら誰でもトライが可能だ。
The Williams Racing Fan Zone in Tokyo
写真: Kan Namekawa
2階へ上がるとチームグッズのショップが設置され、Tシャツやフーディー、キャップ、ミニヘルメットなどが購入可能。また個人アパレルを展開するアレクサンダー・アルボンのコレクションも販売されていた。
その他にも2階には、F1ドライバーを含めアスリートがリアクショントレーニングのために使用するBATAKが体験できるコーナーも設置された。10個のライトが設置された壁の前に立ち、光ったライトに素早く触れることで反射神経を鍛えるモノで、今回のコーナーでは参加者同士でポイントを競い合うことができるようランキング表が用意されていた。
The Williams Racing Fan Zone in Tokyo
写真: Kan Namekawa
そして3階には5台のレーシングシミュレータが設置されていた。ソフトは『F1 23』で、鈴鹿サーキットを数周走ることが可能だ。ステアリングシステムはファナテック製で、シートもウイリアムズカラーのPlayseat F1と本格的なF1シミュレータ体験が可能だった。
なお3階にはウイリアムズカラーの縁起だるまも展示されていた。チームとしての成功を願いジェームス・ボウルズ代表が左目に目入れを行なったという。
The Williams Racing Fan Zone in Tokyo
写真: Kan Namekawa
ウイリアムズのファンゾーンは4月1日(月)から、日本GPの決勝レースが行なわれる4月7日(日)まで開催される。開催初日となる月曜日から既に多くのファンが詰めかけていた。
なおファンゾーンへの入場は無料。既に抽選は終了しているものの、4月2日(火)にアルボン、4月3日(水)にローガン・サージェント、4月4日(木)にボウルズ代表のミート&グリートが行なわれる。ちなみに同会場では決勝レースなどのライブビューイングは実施されないのであしからず。
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