ウイリアムズ、投資家探し進行中。”質の高い出資候補者”から関心も、チーム売却の可能性は残る
ウイリアムズの副チーム代表であるクレア・ウイリアムズは、チームが依然として投資家やバイヤーとの交渉を続けていると話した。
Nicholas Latifi, Williams FW43
Mark Sutton / Motorsport Images
F1チームで3番目に長い歴史を持つウイリアムズは、5月末に新しい投資家を積極的に探していることを正式に発表。チームの株式売却も含めて検討している。
F1マネージングディレクターのロス・ブラウンは先月、チームへの出資を真剣に検討している人々がおり、契約が成立する可能性について楽観的だと語った。
ウイリアムズのドライバーであるニコラス・ラティフィの父であるマイケル・ラティフィは、チームのキャッシュ不足を乗り切るために貸し付けを行なっており、チームへの融資や株式購入を検討しているひとりだと考えられる。
副チーム代表であるクレア・ウイリアムズは、現在も様々なオプションを評価するプロセスが進行中だと話した。
「私たちは、そういったプロセスとこれまでの流れに満足しています」
「私たちは多くの投資家たちから興味を寄せられており、今は彼らと話し合いをしているところです。彼らのクオリティは高く、私たちはそれを喜んでいます」
「そして私たちはそのプロセスを継続しています。最初に述べたように、それは3~4ヵ月続くと予想していますが、今はその最中です」
またウイリアムズは、チームを完全に売却する可能性もまだあると話した。
「パラメーターは変わっていません。誰もが知っているように、ウイリアムズは上場企業です。ルールに従って運営される必要があるため、戦略的な見直しのプロセスはそのままです」
「私たちはチームへの投資、少数株主持分または過半数の株式売却、または完全な売却のいずれかを求めています」
「まだどの線も考えられます。私たちに利用できるオプションは議論され、最良のものを理事会が決定します」
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