開発遅れでテスト欠席のウイリアムズ、重量大幅オーバーのウワサ否定「テスト参加はできたが……」
ウイリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは、バルセロナでのシェイクダウンテスト欠席について、マシンが大幅に重量オーバーだという噂を否定した。
Williams Barcelona livery
写真:: Williams
ウイリアムズF1チームの代表であるジェームス・ボウルズは、バルセロナで行なわれているシェイクダウンテストに参加できないのはチームにとって「信じられないほど痛恨だ」と述べつつも、チームのマシンが大幅な重量オーバーに苦しんでいるという噂を否定した。
ウイリアムズは「新車FW48の開発プログラムの遅れ」を理由に、バルセロナでのテストへの不参加を表明。貴重な3日間の走行機会を棒に振ることになった。
このことからウイリアムズは、クラッシュテストを通過できず、その結果としてマシンを大幅に強化する必要が生じたのではないか、そしてその結果としてマシンが重量過多に陥っているのではないかという憶測が広がった。
ボウルズ代表は、ウイリアムズが抱えている問題を一部メディアに説明。チームが製造工程において手に負えない負担を強いられたことを認めた。一方でクラッシュテストには合格しており、バーレーンでのプレシーズンテストには参加することを認め、重量の面で大幅なペナルティにつながる可能性を否定した。
「今年製造した車は、これまで我々が手がけてきたどの車よりも約3倍複雑だ」とボウルズは説明した。
「つまり、システムにかかる負荷も以前の約3倍だ。そのため、パーツの供給が少しずつ遅れていった」
「それに加えて、我々は特定の分野で、我々の取り組みの限界を完全にプッシュしてきた。そのひとつが、それに伴う特定のテストだ。しかし、それらは全体の中ではほんの一握りの出来事に過ぎない」
「それらは、我々に使える時間の中で達成できる限界を完全に超えようとした、数ある要素のひとつに過ぎない。つまりこれは設計の限界だけでなく、ごく短期間で工場からどれだけの部品を生産できるかという限界そのものを攻めた結果なのだ」
James Vowles, Williams Racing Team Principal
Photo by: Erik Junius
車両重量に関する噂について、彼は次のように付け加えた。
「重量がどの程度なのかを理解するには、2度目のバーレーンテストまで待つ必要がある。現状を把握するにはセンサーパックを全て外す必要があるからだ」
「それを知るにはセンサーが取り外された、適切な状態の車両が必要だが、現時点でそれはないため不可能なんだ。我々が議論している数値はおそらく十分に小さい。現状を評価するには車両の重量測定を確認する必要がある。つまり、その点まであと数マイルもあるという状況ではない。現時点でメディアでささやかれているような情報は、あくまで噂に過ぎない」
ボウルズ代表は、ウイリアムズがバルセロナテストに参加できた可能性はあると説明したが、それによりシーズン序盤のスペアパーツ供給にリスクが生じるため、それを許容できなかったと語った。
「バルセロナテストに参加できたのは事実だ。しかしそうした場合、バーレーン(テスト)、メルボルン(開幕戦オーストラリアGP)以降にわたってスペアパーツとアップデートの影響を完全にひっくり返す必要があった」
「評価の結果、寒冷で湿気の多いバルセロナでの走行と、予備パーツの状況を考慮した仮想トラックテストを比較した。率直に言って、シェイクダウンテストでの走行に意味はまったくなかった。そこで我々は決断した」
「正しい選択は、バーレーンに万全の準備を整えて臨み、メルボルンでも同様に準備を整えることだと確信している」
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