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ウイリアムズF1、来季も今季のドライバーふたりを継続か? ボウルズ代表の願望「彼らはこの旅に参加したいと思っているはず」

ウイリアムズのジェームズ・ボウルズ代表は、今季のチームは伸び悩んでいるにもかかわらず、ドライバーたちが移籍を希望するとは考えていないと語った。

Alexander Albon, Williams, Carlos Sainz, Williams

 今季のウイリアムズは、開幕前のシェイクダウンテストにマシンの完成が間に合わないなど出遅れてしまい、第5戦までを終えた段階でコンストラクターズランキングでも7ポイント獲得の8番手と低迷している。

 しかしチーム代表のジェームス・ボウルズは、アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツJr.のふたりのドライバーが、来季に向けて他チームに移籍することを選ぶとは考えていないようだ。

「アレックスとカルロスに聞いてみてほしい。彼らはこの旅に参加したいと思っているはずだ。私が言えるのはそれだけだ」

 ボウルズ代表はそう語った。

 ボウルズは2023年シーズンを前にウイリアムズに加入。チームの人員や施設はもちろん、様々なプロセスに関しても改善しようとしている。そしてチームのプロジェクトが正しい方向に向かっているはずだと断言する。

「まず私とこのチームの首脳陣にとって重要なのは、我々が昔のウイリアムズではないということを示すことだ」

「昔のウイリアムズならば、厳しい冬を過ごしたら、その後低迷することになっただろう」

 そうボウルズ代表は言う。

「我々は上位に返り咲き、非常に良いペースでパフォーマンスを向上させる能力を持っていることを証明したい。そして現在まさにそれを実現している。取締役のサポートも、私にとっては重要だ。なぜならそれは、我々が構築してきたすべてのシステムと基本的な部分が、この点において依然として有効であることを示しているからだ」

「ドライバーたちも同じだ。彼らは単に、予選Q3に進出することだけを望んでいるわけじゃない。彼らが求めているのは、問題が発生した時に迅速に対応し、解決できる体制が整っているということを実感することだ。それが最も重要な要素だと思う。我々はその方向に正しい道を歩んでいると思うが、まだ十分ではない」

「移籍市場の動向については、アレックスやカルロスに尋ねてみてほしい。彼らはこの旅に参加したいと思っている。私が言えるのはそれだけだ。私の仕事は、彼らにもそう思ってもらえるようにすることだ」

 ボウルズ代表はチームの強化についても着々と進めており、最近ではライバルチームから、次々とトップレベルの人材を採用している。その中には、マクラーレンの元最高執行責任者(COO)であるピアーズ・シンも含まれている。

「冬の苦労を経て、複数の分野でまだ本来あるべきレベルに達していないことが明らかになった。チームはそれに迅速に対応し、重要な人材を次々に採用できたと思う」

 サインツJr.はそう語った。

「中でもピアーズは、マクラーレン時代からよく知っている人物で、生産ラインや運営面で大きな助けになるはずだ。チームが迅速に対応し、自分たちのレベルが想定していたレベルに達していないことに気付き、状況を改善し、チームを強化するための計画と行動計画を策定できたことを嬉しく思う」

 なおウイリアムズには8人のアカデミー・ドライバーが所属しており、その筆頭は今季スーパーフォーミュラに参戦中のルーク・ブラウニングであろう。ただボウルズ代表は、まだウイリアムズ・アカデミー入りしていないF2ドライバーのローレンス・ヴァン・ホーペンに注目しているという。ちなみにヴァン・ホーペンは、先日ウイリアムズのF1マシンで、F1初テストを完了している。

 ヴァン・ホーペンのアカデミー入りの可能性について問われたボウルズ代表は、こう説明した。

「可能性は十分にある」

「彼と仕事をする上で一番良い点は、マシンでの彼の状態を直接把握できるということだ。まだ改善すべき点はあるが、我々が彼と話をしているのにはしっかりと理由がある」

「アカデミーは順調に進んでおり、トップクラスから下位カテゴリーまで
優秀な人材が揃っている。可能性は十分にある、残りのレースで彼のパフォーマンスを見ていこう」

 なおヴァン・ホーペンはF1カナダGPと併催されたFIA F2のフィーチャーレースで首位を走っていた時に、有名なコンクリートウォール”ウォール・オブ・チャンピオンズ”にクラッシュ。これでランキング6番手に後退したが、ランキング2番手との差はわずかに3ポイントである。

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