上り調子のウイリアムズ、新車FW44で一気に階段を駆け上がれるか?「僕の経験をチームに活かしたい」とアルボン
2022年マシン『FW44』を発表したウイリアムズ。発表に際し、チームの面々が意気込みを述べた。
写真:: Williams
2月15日、ウイリアムズは2022年シーズンを戦うニューマシン『FW44』を発表した。とは言っても、その車体はFOMが公開したショーカーをベースにしていると見られ、チームも「カラーリングの発表」であると明言している。全貌が明らかになるのはもう少し先になりそうだ。
そんなFW44のカラーリングを見ると、メインとなるカラーリングは紺色に近い鮮やかなブルー。当時ウイリアムズがF1を席巻した1980年代、1990年代に使われていた青をオマージュしたかのようにも見える。またマシンの各所には水色や赤の差し色が入っている。CEOのヨースト・カピト曰く、この赤はチームのルーツがイギリスであることを改めてアピールする意図があるという。
カピトは、昨年のウイリアムズがコンストラクターズランキング最下位から脱出したことを引き合いに出し、2022年のさらなる飛躍を期待して次のようにコメントした。
「(2021年は)我々にとって素晴らしいシーズンとなった。特に2020年から2021年にかけての進歩という点では本当に素晴らしかった」
「ポイントを獲得したこと、表彰台を獲得したことは、チームを後押しした。それが今年のマシンであるFW44のパフォーマンスにも現れていることを期待している」
ドライバーラインアップは、ニコラス・ラティフィが残留し、新たにアレクサンダー・アルボンが加入する。トップチームであるレッドブルでの経験も持つアルボンは、その経験をチームを浮上させるために活かしたいと語った。
「1年丸々休んでいたような感覚だし、早く走りたくてうずうずしている。この気持ちが僕をハングリーにさせてくれる」
「1年休んだことで、ドライビングのことだけにとらわれず、これまでと違った視点から物事を見られるようになった。このチームは本当に上り調子だし、僕の経験を活かしてさらに手助けができればと思っている」
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