好調ウイリアムズF1、ライバルのアップデートを警戒。アルボン「いずれ僕らは、圧倒されるかもしれない」
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、今季ここまで5戦中4戦でポイントを獲得しているが、ライバルがいつ追い上げてきてもおかしくはないと考えている。
Carlos Sainz, Williams, Alexander Albon, Williams
写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1の2025年シーズンを絶好の形でスタートさせた。開幕5戦で4回の入賞を果たし、合計20ポイントを獲得。しかしこのアドバンテージは長く続くわけがないと考えており、現在の調子を最大限に活かさねばならないと考えている。
長く厳しい状況が続いてきたウイリアムズだが、2025年シーズン序盤は好調。5戦を終えた段階で25ポイントを獲得し、コンストラクターズランキング5番手につけている。そのうちアルボンは20ポイントを獲得し、オーストラリアGPでは5位という好成績を残した。
「現実的に考えれば、僕は常に安定したパフォーマンスを発揮してきたと思う。もしかしたら、少し自己中な考え方かもしれないけど」
アルボンはサウジアラビアGPの決勝後にそう語った。
「僕らのマシンは、これまでずっとかなりピーキーだったと思うし、ウイリアムズに加入して以来、自分のパフォーマンスはずっと安定していると感じてきた。今は安定したマシンに乗っているからこそ、僕が安定したパフォーマンスを発揮できるという点が改めて強調されているのかもしれない。僕としては、そう感じられるんだ」
来年2026年からはレギュレーションが大変更されマシンも一変するため、ほとんどのチームがシーズン早々からリソースを来季マシンの開発に全集中するものと考えられる。そのためシーズン後半には大幅アップデートが投入されることは少なくなるはずだ。そういう状況を考えても、アルボンは今のうちに獲得できるポイントをできる限り多く手にするべく、全力を尽くしていると語る。
「僕らはかなり現実的にならなければいけない」
「来年の優先事項について、誰が何を考えているか分からない。僕らは好スタートを切ったけど、それが今シーズン中にどれだけの成果を上げたいか、それとも来シーズンを犠牲にするかという力関係に影響をもたらしている」
ウイリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズは、2026年から始まる新レギュレーション下で可能な限り最高のスタートを切るために、2025年シーズンを犠牲にする可能性があると繰り返し語ってきた。
アルボンは今年のウイリアムズについて、「中団グループ最強マシンのひとつ」を持っていると確信している一方で、ライバルチームの追い上げに警戒を怠っていない。彼らは2026年シーズンに全力を注いでいない可能性があるからだ。
「来季に向けて、大きな一歩を踏み出したい」
そうアルボンは語る。
「今こそポイント獲得のチャンスだ。いいスタートを切れれば、毎週末ポイントを獲得しなければいけない。他の中団グループのチームがアップデートをいつ投入するのか分からないし、もしそれが投入されたなら、僕らは圧倒されるかもしれない」
なおアルボンは、短期間に多くのレースをこなさねばならない2025年シーズンの開催カレンダーが、ウイリアムズの後押しになるかもしれないと語った。
「今年はまだ、多くのチームがアップデートを投入していない。だから僕らは、その状況を活用できている」
「開催カレンダー最初の数戦は、多くの連戦がある。最初のレースを良いマシンでスタートできれば、その調子を数戦にわたって続けることができるんだ。だから、そうすることがとても重要なんだと思う」
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