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ウイリアムズ、12月のアブダビテストを欠席へ。“過去の”資金不足でテスト用マシン準備できず

ウイリアムズは、18インチホイールに対応したミュールカーを準備していないため、12月に予定されているポストシーズンテストの欠席を認めた。

George Russell, Williams FW43B

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1は2022年に大きなテクニカルレギュレーションの変更を控えている。シーズン終了後の12月にはポストシーズンテストが予定されているが、ウイリアムズはこれを欠席することを認めた。

 2022年に導入される新マシンはホイールが18インチ化され、12月のアブダビテストでは各チームが初めてこれを評価する機会を得ることになる。

 チーム側はこのテストに向けては、新マシンそのものではなく、18インチ化したホイールを装着できるように改造された“ミュールカー”を用意し、テストを行なうことになっている。ただ今回、ウイリアムズはそのミュールカーの準備を行なっていないため、テストを欠席することを選択した。

「残念ながら、我々は何も行なわない。そこ(アブダビテスト)ではミュールカーが用意されていないため、走ることはないんだ」

 ウイリアムズの車両パフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンは、そう語った。

「私の知るところでは、ミュールカーを所持していなければ、このテストに参加することはできない。そのため我々はそこへは出席しない」

Williams 2022 F1 car livery mock up

Williams 2022 F1 car livery mock up

Photo by: Williams

 ロブソンはウイリアムズがミュールカーを用意しない決定を下した背景には、財政的な理由があるという。アブダビテストでの走行から得られるメリットが、ミュールカーを用意するだけの費用に見合わないと判断したと説明している。

 アブダビテストは2022年シーズンのプレシーズンテストより前に、各チームが2022年用のタイヤを試すことのできる唯一の機会だ。そのためロブソンも、ライバルたちに比べて多少不利な状況で始まるだろうと認めているが、レースが始まればそれほど大きな遅れを取ることはないだろうとも主張している。

 ロブソンはアブダビテストを走らないことで、ライバルチームに対してどの程度のビハインドを負うことになるかと問われたが、彼は「数字を示したことはない」と答え、次のように続けた。

「ミュールカー(によるテスト)が有益なことは分かっている。しかしこの件を決定しなければならなかった時、我々にはそうするだけのリソースが無かったのだ」

「かなり前に決定された事であり、我々はどうすることもできない」

「最終的にどうなるのか? 恐らく冬季テストは(ライバルチームから)少し遅れてのスタートとなるだろう」

「だがマシンがしっかりと走ってくれたなら、素早く追いつくことができるはずだ」

「テストには参加できればいいとは思うが、実際に我々が参加することはない。タフな状況だが、一度レースが始まれば、それほど遅れることはないだろう」

 
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