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フェラーリ復活の原因は、新パーツだけにあらず……マシンを活用する方法を発見?

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フェラーリ復活の原因は、新パーツだけにあらず……マシンを活用する方法を発見?
執筆:
2019/09/25 2:39

メルセデスF1チームの代表であるトト・ウルフは、フェラーリがシンガポールで速かった理由は持ち込まれた最新アップグレードだけにあるわけではなく、マシンを最大限に活用できるようになったからだと考えている。

 2019年のF1シンガポールGPを制したのは、フェラーリだった。有力候補と見られていたメルセデスやレッドブルを打ち負かしての勝利であったため、この結果は”サプライズ”として受け止められた。

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 そのフェラーリはシンガポールGPで、新しいフロアやディフューザー、リヤウイング、ノーズ、ノーズ下のケープ(地面と水平方向の板状の空力パーツ)など、広範囲にわたってアップデートパーツを投入した。

 低速でのトラクション性能とダウンフォースが重要視されるハンガリーGPで”1分差”の大敗を喫していたため、フェラーリは同様の特性を持つシンガポールで苦戦を強いられると言われ続けてきた。しかし実際には、予選ではシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得し、決勝ではセバスチャン・ベッテルが優勝を果たした。

 メルセデスF1のトト・ウルフ代表は、「シンガポールでのフェラーリの復活は、アップグレードとは関係ない」と主張する。

「そう簡単な話として語られている」

 そうウルフ代表は語る。

「しかし実際には、彼らは基本的に強力なパッケージを持っていて、様々なことを正しく実行したということだと思う」

「彼らはマシンを、アタックラップに最適になるようにチューニングした。これは予選で強力だった。レースでの彼らのペースはそれほどではなかったが、スタートからとても速かった」

「もしセーフティカーの出動回数がもっと少なければ、我々にはもっと良いクルマがあり、レースに勝つチャンスさえあったかもしれない。でもそれを願うのは正しい戦略ではないし、正しい指示でもなかった」

 フェラーリは、シンガポールの路面の激しいバンプ(凹凸)にうまく対処できているように見えた。これは、このコースを速く走る上で重要な要素であるとも言える。一方メルデセスは、タイヤのウォームアップに苦労していた。

「(フェラーリの復活は)アップグレードによるものではなく、パッケージを最大限に活用したということだと思う」

 ウルフ代表は改めてそう主張する。

「そもそも彼らは、非常に強力なパワーユニットを持っている。これは、セットアップでより戦略的な選択を可能にするために重要な部分だ。でも、我々はそれを言い訳にするわけにはいかない」

 ポールポジションを獲ったルクレールは、そのアタックラップで”2〜3回クラッシュしそうになった”とコメントした。これは今シーズンの初めと比較して、フェラーリがパフォーマンス上の大きな一歩を歩んだことの証とも言えるかもしれない。実際、フェラーリはモナコでは0.781秒、ハンガリーでは0.471秒、ポールポジションから遅れていた。

 フェラーリは、本来空力効率の良いマシンにピークのダウンフォースを追加しようとしている。そのためシンガポールでのパフォーマンスは満足いくモノだったようだ。しかしチーム代表のマッティア・ビノットは、他の部分も同様に機能していると考えている。

「空力のアップグレードによって、一歩前進した。しかし、それだけでは我々が目にした全てを説明することはできない」

「シンガポールは非常に特殊なサーキットであり、コース脇にはすぐウォールがある。だからドライバーが自信を持つことが、大きな違いを生むんだ」

「ここ数レースと比較して、マシンのバランスが改善された。タイヤに関しても同様だ。通常のコンパウンドと比較して、今回のコンパウンドは異なる種類のモノだった。そしておそらく、我々はそのコンパウンドを正しく機能させることができたんだ」

 連戦で行われるロシアGPは、シンガポールで投入されたアップグレードによって、コーナリングのパフォーマンスが向上したのかどうか、その試金石となるだろう。

「シーズンの前半を見れば、我々には勝てたはずのレースがあり、良いパフォーマンスを発揮していたレースもあった。次のレースでそれができない理由はない」

 そうビノット代表は語る。

「マシンは改善されたので、もっと速く走ることができるレースが増えたはずだ」

「我々のライバルは、いくつかのサーキットでは非常に強く、時には彼らのためのレースとなるだろう。しかし今回は”我々のための”時間だった」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第15戦シンガポールGP
サブイベント Race
チーム メルセデス 発売中 , Scuderia Ferrari
執筆者 Scott Mitchell