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メルセデス代表、PU自社製造目指すレッドブルは「ポルシェやアウディと組む可能性もある」と予想

メルセデスのトト・ウルフ代表は、自社製PUの製造を計画しているレッドブルがフォルクスワーゲングループと協業する可能性はまだ残されていると考えている。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 レッドブルは今年2月に、レッドブル・パワートレインズと呼ばれるパワーユニット(PU)製造部門の設立を発表。現在のPUサプライヤーであるホンダが今季限りでF1から撤退した後も、ホンダ製PUを引き継いで自社運用していくことを明らかにした。

 レッドブル・パワートレインズは、ミルトンキーンズにあるレッドブルのファクトリーを拠点とするが、そこでは、2025年に導入予定の新PUを自社で生産することが既に計画されている。レッドブルが先日、メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズ出身のベン・ホジキンソンの獲得を発表したことも、その計画を後押している。

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 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはその発表の中で、チーム自体が全ての命運をコントロールできるような体制を作りたいと話しており、その究極形が「新世代のPU規則に対応したレッドブル製パワーユニットの開発」だとしていた。

 このように次世代PUを自社で設計・開発する計画を推し進めているレッドブルだが、彼らがフォルクスワーゲングループと提携する可能性は度々指摘されている。フォルクスワーゲン側も、F1の次世代PU規則が「非常に興味深いもの」だと語っており、F1参入の可能性を否定していない。

 これについてメルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、レッドブルのPU自社製造の計画が「愚かなものではない」としながらも、ポルシェやアウディといったフォルクスワーゲンのブランドと将来的に提携する可能性はあると考えている。

「彼ら(レッドブル)は自分たちでパワーユニットを作りたいと思っている。しかし、とあるふたつのブランドを持つフォルクスワーゲングループがF1を視野に入れていることは周知の事実だし、それは議論の的になってきた」

 ウルフはそう語った。

「だから彼らは、自分たちのPUにこだわるのか、ドイツのトップメーカーと提携するのかをいつでも決めることができる」

「ホンダとのIP(知的財産)の取り決めは理にかなっていると思う。彼らはホンダからIPを引き継ぎ、あとは2025年に向けて新しいパワーユニットを開発していく」

「レッドブルPUという方向のままでいくこともできるし、ポルシェ、またはアウディという選択肢もある。だから全体的に、彼らのやっていることは理にかなっている」

 ウルフはフォルクスワーゲングループが将来F1に参戦することを望んでいて、これまでのコネクションを考えてもレッドブルとのタッグはうなずけると語った。なおフォルクスワーゲンは昨年末、フォルクスワーゲンブランドとしての全てのモータースポーツ活動から撤退することを発表しており、モータースポーツ事業に携わっていた169名のスタッフはフォルクスワーゲンAGネットワークに異動となっている。

「それはかなり初期段階の話だと思う」とウルフ。

「彼らは興味を示しているし、それは公になっている。私は彼らがこのスポーツに参加してくれることを強く望んでいる」

「フォルクスワーゲングループは、レッドブルと様々なプラットフォームで繋がりを持ってきた。そのため、彼らがレッドブルとの提携を検討し、もしF1に参戦する場合にホンダのIPを活用できるかどうかなどを検討するのは自然なことだ」

「といっても、私にはどうなるか分からないし、私の関与するところではない。しかしそういった関係性や知的財産を活用することで、彼らは恩恵を受けることができるだろう」

 なお、ホーナーはスカイスポーツF1から将来的なPUの計画について質問された際、次のように語っていた。

「現時点では、レッドブルPUと呼ばれるものに集中しているため、そういった議論は行なわれていない」

「しかしもちろん、そのエンジンは何とでも呼ばせることができる。しかし全てのものをミルトンキーンズに集約させるということはとんでもなくエキサイティングなんだ」

 

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