メルセデスF1代表、スプリント予選には満足も「”特別”なイベントでのみ実施すべき」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、イギリスGPで初実施されたスプリント・フォーマットを気に入っているものの、特定のイベントでのみ使用すべきだと考えている。

メルセデスF1代表、スプリント予選には満足も「”特別”なイベントでのみ実施すべき」

 F1は試験的な試みとして、F1第10戦イギリスGPで初めてスプリント予選レースを実施した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)を逆転し、決勝レースのポールポジションを勝ち獲った。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは「ポールポジションは予選で決められるべきで、スプリントレースのためにあるべきではない」と感じていると『Channel 4』に語ったものの、スプリントレースは「良い追加要素」だと述べている。

 一方で、ランダム性が強すぎるという理由から、”恒例行事”にすべきではないと主張している。

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「会場の観客を楽しませることができると思う」とウルフは話した。

「スタートは常に興味深く、素晴らしいコンテンツだ。そして言うまでもなく、(アルピーヌのフェルナンド)アロンソは見ていて楽しかった。全体的に見て、素晴らしい追加要素だと思う」

「全てのレースでそうなるとは思わない。ランダムな要素が多すぎると思うんだ」

 ウルフは、スプリント予選でスピンし、リタイアしたセルジオ・ペレス(レッドブル)を例に挙げた。

「チェコ(ペレス)のことを考えると、彼は最後尾にいるべきではない。自分がトップランナーのひとりだった場合には、本当に不利に働く可能性がある」

「ランダムな要素が多すぎるんだ。でも今後数回(のスプリント予選)が今回のようになれば、限定的な形でカレンダーに加えられる場所があると思う」

 またウルフは、リバースグリッド導入に対しては”フェイク”だと改めて反対。次のように付け加えた。

「私は実験が好きではない。だが、今回の(スプリント予選レース)は大きな議論を呼ぶようなものではない。私はリバースグリッドには大反対だ。それはただのフェイクだ」

「だがここでは、誰もが正しい位置からスタートした。予選は昨日(金曜日)だったと思うし、予選は予選と呼ばれるべきだ。スプリントレースではなくてね」

「でもそれは本当に細かいことだ。レース終盤は少し退屈だったと思う。だがそれまでは、メリットがあったと言えるだろう」

「2~3レースの”グランドスラム”のようなイベントでは、土曜日に真のエンターテイメントを提供できるので、良いことだと思う。金曜日と土曜日は、テレビのゴールデンタイムにイベントがあり、日曜日にはグランプリがあるんだ」

「土曜日の朝のFP2が少しとりとめがないものであることには同意する。燃料搭載量はチームにしか分からないから、結果は重要ではないんだ。しかしロングランをするセッションは必要だ。フォーマットについては少しずつ調整できると思う」

「こうしたレースを5回もすれば、すっかり慣れてしまうと思う。5回ではなく、4回が適切な回数かもしれない」

 従来のフォーマットであれば、ハミルトンがポールポジションを獲得していた上、スプリント予選レースでレッドブルの方が優れたレース・パッケージを持っていることが明らかになっているが、ウルフはスプリント予選レースのせいでメインイベントの面白さが損なわれたわけではないと付け加えている。

 
 

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