F1

圧倒的レッドブルの強さ、F1人気衰退の危険はない? 2位で追うメルセデス「全てはスペクタクル次第」

メルセデスF1のトト・ウルフ代表は、2023年シーズンにレッドブルとマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さを見せたことは、F1の人気に悪影響は及ぼさなかったと考えている。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2023/12/21 5:59

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, celebrates on the grid at the end of the race

 2023年のF1ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さを発揮し、22戦中19勝を記録してチャンピオンを防衛した。あまりの強さにF1人気への影響を憂う声もあるが、ライバルであるメルセデスはそう考えていないようだ。

 2010年代に圧倒的な強さを発揮してきたメルセデスは、2023年を1勝も記録できずにシーズンを終えたものの、ランキングでは2位を確保。2024年にさらにレッドブルに接近することを目指している。

 チーム代表のトト・ウルフは、レッドブルとフェルスタッペンの圧倒的な強さが、F1ファンの興味を削ぐレベルには至っていないとしながらも、F1を盛り上げるためにはライバルがレッドブルに接近し健全な競争を展開する必要があると語った。

「我々が見ている数字は好調だし、ソーシャルで成長している。満員のレースが見られている」

 ウルフ代表は言う。

「しかし実のところ、全てはスペクタクル次第だ。もしスペクタクルがファンにとって良くないなら、彼らは我々を追いかけなくなっていくだろう」

「ただ、このスポーツで私が常に言っているのは、この正直さが好きだということだ。スペクタクルはスポーツについて回るモノで、これ(F1)は実力主義の世界だ。最高の仕事をしたモノが勝つんだ」

「そして誰かが他の誰かよりも遥かに優れた仕事をしているなら、その人達が19レースに勝利するんだ」

「それを止めることはできていない。つまりレッドブルと競うためには、我々やフェラーリがより良い仕事をしなければならないんだ」

「もちろん、ある種のラグを持ちつつ、何年もルイス(ハミルトン/メルセデス)が我々と見せてきたようなことと同じで、『ああ、とにかく結果は予想できる』と人々が言うリスクもある」

「我々はもっといい仕事をしなくてはならない。そして、(レギュレーションの切り替わる)2026年を待ちたくはないと思っている」

Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes-AMG, in the team principals Press Conference

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes-AMG, in the team principals Press Conference

 ウルフ代表は今ライバルの後塵を拝していることに対しては、これまでのチームの歴史を振り返えりつつ、再びトップに返り咲くことを期待していると語った。

「私は長期的な視点を持っている」

「ファクトリーには1958年以来の全てのコンストラクターズタイトル争いを示すボードが置かれているんだ。そして、そのボードは2050年まで空の部分がある」

「20年後に振り返れば、そこにはもっと多くのメルセデスの勝ち星があるだろうと、私は言いたい。過去を振り返るのはあまり好きではないが、この10~20年を振り返って、特にこの10年間では2位、1位、1位、1位、1位、1位、1位、1位、1位、3位、2位だったと思う」

「そういった観点から見ると、まずまずという事も言える。ただミクロな視点からば、あるひとりの男が19勝を挙げている。だからもちろん十分とは言えないんだ」

Additional reporting by Jonathan Noble

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 レギュレーション大変革の年につまずくも、後半戦は王者の風格見せたマクラーレン&ハミルトン|シーズン中に“確変”したF1チーム/ドライバーたち

次の記事 ホンダUSA、次期F1パワーユニット開発で日本と協力へ。2026年からのアストンマーチン供給に向け地盤固め進む

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from

マックス フェルスタッペン



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1

シンガポールGP

3 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」

F1

F1

シンガポールGP

11 時間前

フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」



フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝に向け油断せず「ロングランは誰もできていない。スタートは改善しなきゃね」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝に向け油断せず「ロングランは誰もできていない。スタートは改善しなきゃね」

More from

メルセデス



メルセデスのウルフ代表、連勝レッドブル&フェルスタッペン賞賛「脱帽するしかない」自チームはアップデートで悩みも

F1

F1

シンガポールGP

9 時間前

メルセデスのウルフ代表、連勝レッドブル&フェルスタッペン賞賛「脱帽するしかない」自チームはアップデートで悩みも



ジョージ・ラッセルの悪夢のような1日……スプリントで首位浮上も1周目にクラッシュ「すべては僕のミスが原因」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

ジョージ・ラッセルの悪夢のような1日……スプリントで首位浮上も1周目にクラッシュ「すべては僕のミスが原因」



新パッケージで苦戦のアントネッリ、今週末は我慢するしかない? 旧仕様に戻すには時間が足りず

F1

F1

シンガポールGP

2 日前

新パッケージで苦戦のアントネッリ、今週末は我慢するしかない? 旧仕様に戻すには時間が足りず

最新ニュース



「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

2 時間前

「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1 F1

シンガポールGP

3 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

4 時間前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

4 時間前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録