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メルセデス代表、レッドブルの戦略に白旗「我々はあのタイミングでピットストップできなかった」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1アメリカGPで積極的なタイヤ戦略を採ったマックス・フェルスタッペンには敵わなかったと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, makes a pit stop

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 F1第17戦アメリカGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の積極的なタイヤ戦略で優勝。メルセデスのトト・ウルフ代表は、レッドブルの戦略に対抗することはできなかったと話した。

 予選でフェルスタッペンの後塵を拝したハミルトン・ハミルトン(メルセデス)だが、スタートでは良い反応を見せてイン側をキープし、トップでターン1を抜けた。対してフェルスタッペンは10周目の終わりという早めのタイミングでピットイン。アンダーカットで逆転を狙った。

 メルセデスは、フェルスタッペンよりも3周遅いタイミングでピットインさせたが、十分タイムを稼いだフェルスタッペンがトップを奪還した。

 第2スティントでもこの展開は変わらず、フェルスタッペンが先に2度目のピットイン。ハミルトンはさらにタイヤ交換を遅らせることで、タイヤライフの違いを生み出し、レース終盤にそれを活かして逆転しようとした。

 フェルスタッペンよりも8周遅く最後のピットインを終えたハミルトンは、フェルスタッペンとの差を縮めていったが、その差を削り切ることができず、1.3秒遅れの2位でチェッカーを受けた。

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 ウルフは、レッドブルの戦略について”勇気ある決断”だったと評し、自分たちがそれに追随することはできなかったと語った。

「それぞれ違った戦略を見ることができた」

「一方のチームは必要に迫られてアンダーカットに動いたが、それは非常に勇気のある行動だったと思う。非常に早いタイミングだったからだ。2度目のピットインもまた、彼らのアドバンテージになった」

「特に最後のスティントでは、(フェルスタッペンが)第2スティントでタイヤにダメージを与えないようにする方法を学び、終盤にタイヤを残していたんだ」

「我々はミディアムタイヤを履いた最初のスティントで、マシンが十分に速くなかったため、後手に回ってしまったんだ」

「我々は早いタイミングでピットストップできなかった。ミディアムタイヤに関して、我々が持っていたデータではあの段階でピットに入ると、レースを終えられそうになかったんだ」

 終盤のハミルトンはペースが速く、第2スティントをもう少し長くしてタイヤライフの違いを大きくしていれば、逆転の可能性も高まったようにも思うが、ウルフによるとタイムの落ち込みが大きかったため、第2スティントをもっと長くすることは考えなかったという。

「ある段階になると、遅すぎて時間をロスしてしまうんだ」

「2回目のピットストップでは、セルジオ(ペレス)のプレッシャーはなかったものの、ペースが遅すぎたためにピットインせざるを得なかった。タイヤのオフセットを作る上で、形勢が不利になりすぎないように常にバランスをとる必要がある」

 優勝には届かなかったものの、ウルフはハミルトンの走りを称賛。それでも届かなかったレッドブルを祝福しなくてはいかないと語った。

「(1回目の)ピットインをした時はマックスに対して6.5秒、2回目のピットストップでは8.5秒の差がついていたにも関わらず、彼は落ち着いていた」

「大きな差がついていたにも関わらず、彼はペースを上げていった。彼は見事に戦略を遂行していた。しかし最終的に十分に近づけなかった」

「前のクルマに追いつくと、少しずつ苦しくなってくる。もし、あと2周できていたら……どうなっていただろう」

「しかし、それは言っても仕方のないことで、レッドブルを祝福しなければならない」

 

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