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メルセデスF1代表、モナコ&アゼルバイジャン連続惨敗に苛立ち「我々全員、自分たちの期待に応えられていない」

メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウルフは、今季レッドブルを打ち破ってタイトルを獲得するためには、現在のパフォーマンスは「受け入れられない」モノだと語る。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, locks up at the restart and runs off the circuit whilst battling for the lead with Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B

Charles Coates / Motorsport Images

 メルセデスF1は、モナコとアゼルバイジャンで大惨敗。ライバルであるレッドブル・ホンダにランキング首位の座を明け渡しただけでなく、そのリードを拡大することを許してしまった。

 同チームのトト・ウルフ代表は、タイトル争いに踏みとどまるためにも、次のフランスGPからは優勝を争えるだけのパフォーマンスを取り戻さなければならないと考えている。

 アゼルバイジャンGPでは、バルテリ・ボッタスは全くペースを上げることができず、入賞にすら届かないというまさかの状態だった。またルイス・ハミルトンは勝ったレッドブルのセルジオ・ペレスにプレッシャーをかけたものの、赤旗中断からの再スタート時にステアリングの間違ったボタンを押してしまったため、ターン1でロックアップしコースオフ。これで入賞圏外まで滑り落ちてしまった。

 ウルフ代表はその体たらくについて、フラストレーションが溜まったと語る。

「スムーズにいかないことも多々あると思う。彼らがここ数年味わったようにね」

 そうウルフ代表は語る。

「我々は今、優勝争いの中にはいない。予選やレースで、マシンのスイートスポットを見つけられていないんだ。だから予選でも、決勝でも速いマシンを手にできていない」

「改善しなければならないことがたくさんある。チャンピオンシップを実際に戦えるようにするために、この話が終わった後には、そのためのことをやりたいと思っている」

「モナコやここ(アゼルバイジャン)でのように、ポイントを失い続けるわけにはいかない。それは、我々のチーム全員にとって受け入れ難いことだ」

 ウルフ代表は、モナコとアゼルバイジャンでの失速に対処することは、メルセデスに加入して以来最大の課題だと語る。

「最も厳しい週末だった。モナコではパフォーマンスが足りなかった。バルテリは表彰台は確実だったのに、36時間にも及ぶピットストップが必要だったんだ。このことは、我々が定めている基準に従えば、素晴らしい成果ではなかった」

「その後バクーでは、いずれのセッションでもマシンのパフォーマンスは完全に劣っていた。正直に言って、3番手でクルージングし、そのポジションを確保できれば問題はなかったんだ」

「でも、スタート直後に高性能のマシンを手にできていないことは、受け入れられるようなモノではない。我々はどんどんタイムを失っていった」

 メルセデスにとって幸運だったのは、ランキング首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、タイヤバーストに起因するクラッシュのため、アゼルバイジャンGPを無得点で終えたことだろう。しかし、ハミルトンが入賞圏内から脱落してしまったことは、特に受け入れ難いことだとウルフ代表は語る。

「正直なところ、我々はふたり揃って打ちのめされている」

 そうウルフ代表は語る。

「ドライバーとして、彼にとっては明らかなことだろう。勝利が近づいていたが、それは全て失われてしまったんだ」

「我々はただ、自分たちの可能な中で最高、そして自分たちの持っているモノで最高のパフォーマンスを発揮する必要があるだけだ。そして、アゼルバイジャンでの週末には、ドライバーたちに競争力のあるパッケージを提供することができていなかった。競争力のあるパッケージからは、程遠いモノだったんだ」

「それはフラストレーションの溜まることだった。苛立たしいのは、レースの終盤に起きたことだけではない。我々は全体として、我々の期待に応えることができていない。ルイスも、エンジニアも、私も、そしてその他のチームの全員もだ」

 

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