F1 アメリカGP

ハミルトン失格も、今季最も勝利に近づいたメルセデス。「我々には勝てるクルマがあったが……」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1アメリカGPでは勝利を狙えるだけのマシンを持っていたにも関わらず、戦略とピットストップでのミスによって敗れたと語った。

Jonathan Noble

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編集: 2023/10/23 11:55

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Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14, Max Verstappen, Red Bull Racing RB19, Oscar Piastri, McLaren MCL60

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アメリカGPで優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を追い回し、2番手でチェッカー。レース後の車検でプランクが規定以上に薄くなっていたことが発覚し失格となってしまったが、今季これまでで最も競争力のあるレースを展開した。

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 フェルスタッペンとは2.225秒差でチェッカーを受けたハミルトンだが、1回目のピットストップを遅らせたことや、ピットストップに手間取ったりしてタイムロスしてしまった。

 メルセデスが勝利を狙えるだけのマシンを持っていたと思うかというmotorsport.comの質問に、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは次のように答えた。

「ああ、クルマは速かったと思う。ルイスはファンタスティックなドライビングをしたし、我々に不利になったことをすべて数えたら……」

「2ストップ戦略で彼(フェルスタッペン)をカバーすることもできたはずだ。それに2度のストップはどちらも良くなかった。でもそれはヒューマンエラーではなく、装備の問題だった」

「そして(マクラーレンのランド)ノリスの後ろで2秒、リカルドの後ろでおそらく1.5秒ロスしてしまった。でも、これが我々のレースだし、最終的には十分ではなかった」

 ウルフ代表は、レースの流れが悪くなった決定的な要因は、1ストップ戦略を選ぼうと第1スティントを延長しようとしたときに、タイヤの性能が崖を迎えてしまったことだと考えている。

「マックスがピットインしたとき、あと3周走れば1ストップで走り切ることが可能になるとわかっていた」

「その後、パフォーマンスが急激に落ちていった。それが、我々がモノにできなかった理由のひとつだろう。しかし、全体的にはパフォーマンスに満足する必要があると思う」

 メルセデスが別のアプローチを試す方向に舵を切ったのは、同じ戦略でフェルスタッペンに挑むことにあまり意味がないと考えたからだとウルフ代表は認めた。

「マックスと同じ戦略で、彼をカバーし、数秒前に出ようとしたとしても、レースに勝つには十分ではないと信じていたことが、そうした一因となったのは確かだ」

「それは問題ない。彼はこの1年ずっと圧倒的だった。そのような決断に至るにはちょっとした考えがあるんだ」

「1ストップ戦略には勝てる、あるいはもっと大きなチャンスがあると感じた。そして最終的に、(タイヤの)パフォーマンスは思っていたようなものではなかった」

 

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