メルセデス、ベルギーGPの”異常な1日”でタイトル争いのリード減少「甘んじて受け入れるしかない」

全くバトルができずにハーフポイントで終了したF1ベルギーGPで、チャンピオンシップのリードを減らしたメルセデスのトト・ウルフ代表は「甘んじて受け入れなければいけない」と語った。

メルセデス、ベルギーGPの”異常な1日”でタイトル争いのリード減少「甘んじて受け入れるしかない」

 F1第12戦ベルギーGPは、悪天候の影響でセーフティカー先導でわずか2周しか完了できずに終了。ハーフポイントで終了し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝となった。

 フェルスタッペンは12.5ポイントを獲得。彼とタイトルを争うルイス・ハミルトン(メルセデス)は3位となり7.5ポイントを得たため、ハミルトンのリードは8ポイントから3ポイントに減少。また、コンストラクターズランキングでのメルセデスのリードも同様に減少し、ランキング2番手のレッドブルとの差は7ポイントとなった。

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 セーフティカー先導で最低限走行し、レースを成立させるという決定には、ハミルトンを始めとして多くの批判が寄せられた。ハミルトンはベルギーGPの決勝を「茶番劇だった」と呼び、純粋に商業的な配慮からの決断だったと述べたが、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリはこれを否定した。

 メルセデスの代表であるトト・ウルフは、ハミルトンの”マネーシナリオ”発言について訊かれ、「人々が動揺する理由は分かる」と語りつつも、結果を受け入れて前に進まなければならないと話した。

「天候が回復しないと予想されていたにもかかわらず、ハーフポイントが与えられた。しかし、これは仕方のないことだ」

「この一件を受け止め、チャプターを閉じて次のレースへ進む必要があると思う」

「3日間、雨の中でレースを待っていてくれたファンの皆さんには、心から拍手を送りたい」

「しかしチームとしては、いくらかポイントを失ってしまったので、前に進まなければならない」

 ハミルトンは予選を終えた段階で、レースでのパフォーマンスには自信があると語っていた。だがレースで首位のフェルスタッペンを逆転できなければ、さらにリードを減らしていた可能性もある。

 motorsport.comの調べによると、ドメニカリCEOは近いうちにチーム代表たちとルールの変更について話し合い、同じような事態の再発を防ごうとしているようだ。

 インディカーやNASCARなどのシリーズでは、レースを月曜日まで順延することができる規定があるものの、FIAはベルギーGPでレースを月曜日まで順延することはできなかったと話した。

 ウルフは、F1はベルギーGPの日曜日を『異常な1日』だったと受け止めなければならず、天候がコントロールできない以上、何か教訓が得られるかどうかは分からないと語った。

「誰もがレースを始めようと努力したが、雨のためにそれが実現しなかった」

「月曜日の質問に戻るが、あの日、明日から仕事に戻らなければならないファンがたくさんいたと思う」

「我々は地元のファンのためにレースを開催しようとしていたので、彼らにとっては大きな違いはなかっただろう」

 
 

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