メルセデス代表、ロシアGP決勝でのラッセル躍動も予想?「1周目にトップでも驚きはない」
メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1ロシアGP決勝では3番グリッドスタートのジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がオープニングラップをリードすることになっても驚かないと語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
ウイリアムズのジョージ・ラッセルが2番グリッドを獲得した衝撃のベルギーGPから1ヵ月。第15戦ロシアGP予選では再びラッセルが光る走りを見せ、3番グリッドを獲得した。
ラッセルは2022年にメルセデスへと移籍し、ルイス・ハミルトンとチームを組むことになるが、そのハミルトンは今回4番グリッド。未来のチームメイトと並んで決勝を迎えることになった。
そして、その決勝レースではラッセルがオープニングラップをリードすることになるかもしれないと、メルセデスのトト・ウルフ代表は語っている。また、実質的な最初のコーナーであるターン2に向けた長い距離と直線でのペースを考慮すれば、ハミルトンにとって4番手スタートは最悪の事態ではないとも考えている。
「おそらくベストなスタートポジションは3番手だろう」と、ウルフ代表は言う。
「昨年も、一昨年もそうだったのを目にしてきた。そして4番手というのも大惨事というわけではない。それどころかチャンスすら与えてくれるかもしれない」
「ターン2から先を、ジョージが先導していても私は驚かないだろう」
「そうなれば見ていてとても楽しいだろうね。ルイスがポジションを上げることができていれば、未来のチームメイトがトップと2番手を走ることになる」
「まあ冗談は置いておいて、(ラッセルは)予選で力強いパフォーマンスを示した。彼は最初にスリックタイヤへ変える大きなリスクを冒した。おそらくは8番手か9番手が、ウイリアムズとジョージとして適当な場所だったとしてもね」
「しかし彼はやり切って、あのポジションを持ち帰ったんだ」
なおウルフ代表は予選7番手となったバルテリ・ボッタスについても、その走行ペースの良さを評価しており、いい結果を期待していると話した。ただ彼は後に、パワーユニットのエレメント交換によって、17番手に降格することが決まった。
「バルテリだが、彼のペースは非常に素晴らしいものだった。ハードタイヤでは最速のロングランペースだった」
「彼には良い結果を期待している」
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