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世界モータースポーツ評議会、コスト削減策などF1ルール変更を承認

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世界モータースポーツ評議会、コスト削減策などF1ルール変更を承認
執筆:
2020/05/28 6:47

FIA世界モータースポーツ評議会は、2020年以降のF1世界選手権における広範囲にわたるルール変更を正式に承認した。

 FIAの世界モータースポーツ評議会(WMSC)の電子投票が5月27日(水)に行われ、F1の広範囲にわたるルール変更について正式に承認した。

 最も重要なのは、2021年シーズンから導入される新しい予算上限額の改定だ。1年目となる2021年シーズンのチームの予算上限額は1億4500万ドル(約156億円)となり、2022年には1億4000万ドル(約150億円)、その後3年間は1億3000万ドル(140億円)に据え置かれる。これはいずれも、年間21戦が開催されることが基準となる。

 また無観客でレースを行なう際の規定も記載され、1チームはスタッフ上限数80人、そのうち60人がマシン運用に関わることができるという。

 テクニカルレギュレーションの変更については、次のように記載された。

・2020年から2021年シーズンにかけ、多くのコンポーネントの開発を凍結する。このリストにはシャシー、ギヤボックス 、多数のパーツ、衝撃吸収構造などが含まれる。トークンシステムは、参戦チームの特定のニーズに応じて、非常に限られた数の変更を許可するように考案されている。
・2020年シーズン、パワーユニットのアップグレードの制限。
・2021年シーズンについては、平面図を変更し、リヤタイヤ前方のフロアを簡素化することで、ダウンフォースの増加を緩和させる。
・2021年シーズンのマシン最低重量は749kgに増加させる。

 スポーティングレギュレーションについても、下記のように変更された。

・イベントが観客の入場を許可するかどうかに応じて、「無観客」および「オープン」イベントの規定およびそれぞれに関連する規制構造(パドックの職員など)を導入。
・2020年に向けての、タイヤのレギュレーションについて変更。ピレリによる新しいタイヤスペックを承認する必要がある場合、フリー走行2回目でタイヤテストを許可する規定を設ける。また、フリー走行1回目がウエットコンディションとなった場合、P140タイヤの使用を伸ばすことを許可する。
・2020年シーズンは、コスト上の理由から、空力開発とパワーユニットのベンチテストに制限を導入。
・2021年には空力開発テストがさらに制限される。そしてチャンピオンシップの順位と空力開発テスト制限の間に、関係性を設ける。
・2022年には、レギュレーションのいくつかの重要な部分に特定の側面が設定される。これにはカーフュー(夜間の作業禁止時間)やコンポーネント数の制限、車検、パルクフェルメの規定などが含まれている。これらの規制は、2020年の3月30日にWMSCで承認された2022年のテクニカルレギュレーションと共にパッケージとして機能し、2020年と2021年を通じて、見直しと改善のプロセスを進めていくことになる。

 また、2021年から導入される予算制限の除外リストに、次のような変更が加えられた。

・例外的な成績を残した際の年末ボーナスの上限額を1000万ドル(約10億7000万円)から1200万ドル(約13億円)に引き上げ、それに関わる社会的費用の支出も許可。
・スタッフに支払われる給与に対する社会的費用を除外する計算のしきい値を15%から13.8%に引き下げ。
・スタッフの接待費用(上限額は100万ドル)
・従業員の福利厚生:関連する全ての従業員が利用できる医療プログラム(ワクチン接種、視力検査、聴力検査など)にかかる費用の除外。
・環境問題への取り組みのために発生した持続可能性に関するコストの除外。
・出産、育児、養子縁組などに関する休暇時の、給与費用からの除外。
・病欠、および長期の療養休暇:給与費用からの除外。
・FIAを支援するために行われたプロジェクトの費用。

 さらにFIAは、論争となっている、パートナーにコンポーネントを提供するチームの問題にも対処。次のように発表されている。

「これらのレギュレーション変更と同時に、2021年に譲渡可能なコンポーネント(TRC)の想定値が、FIAによって定義された。予算制限額の引き下げを考慮すると、これはますます重要になる」

 このことによりFIAは、小規模チームが、TRCとして規定されたパーツを作る能力を保持する必要がなく、本当の意味でのコスト節約につながることを目指すとしている。

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この記事について

シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper