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角田裕毅、イモラでのクラッシュが響きモナコは旧フロアに「自分のせいです」——レッドブルのセットアップ感度にも驚き

角田裕毅はイモラでのクラッシュの影響により、モナコGPで旧型のフロアを使用することになるという。

Fernando Alonso, Aston Martin Racing, Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Lars Baron / Motorsport Images via Getty Images

 レッドブルの角田裕毅は、前戦エミリア・ロマーニャGPの予選でクラッシュした影響がモナコGPにも影響を与えることを認めており、今週末は旧型デザインのフロアを使うことになるようだ。

 角田はイモラでの予選で、ビルヌーブ・シケインのひとつ目の縁石に乗った直後スピンし、激しくバリアに衝突した。幸いにも無傷でマシンを降りた角田だが、車両の損傷は甚大で、チームは新しいパワーユニットとフロアを組み込んだスペアシャシーを用意する必要があった。

 モナコGPを前にしたインタビューで角田は、自身のクラッシュの影響により、RB21の仕様がチームメイトのマックス・フェルスタッペンと比べて古いものになることを認めた。

「パッケージに関しては、正直完全なニューパッケージで走ったことはありません。イモラの時も(2台で)少し違った仕様でした」と角田は言う。

「モナコでも完全なものにはならないと思います。とにかく一歩後退してしまったのは自分のせいです」

 またmotorsport.comに入っている情報によると、角田はマイアミGPより前に採用されていた旧デザインのフロアに戻すという。レッドブルはマイアミでフェルスタッペン車に新型フロアを投入し、イモラでは角田車にも投入されたが、前述のクラッシュで使用不可能な状態となった。なお今週末、2台のマシンのスペック差はフロアだけであると考えられている。

 イモラではピットレーンスタートながら10位入賞という力強い走りを見せた角田。しかし予選でのクラッシュはRB21の挙動に関する理解不足を露呈する結果になったと語る。角田は今季途中からリアム・ローソンと交代する形で急遽レッドブル入りしたため、事前のテスト機会もないままレッドブルでのシーズンを送っている。

「正直、イモラの予選のようなことは、マシンをちゃんと理解していれば起こらなかったはずです」と角田。

「VCARB(レーシングブルズ)の時は、2022年以降ああいう単独クラッシュはしていなかったと思います。今回はプッシュし過ぎていましたし、マシンがセットアップによってどう反応するかという理解が足りませんでした」

「試したセットアップは完全に新しいものでした。正直、レッドブルは思っていたよりも変化が大きかったです。VCARBのマシンはセットアップを変えてもそこまで大きな差は出なかったです。だから新しいセットアップを試すときは慎重にやるべきだと学びました」

「想定より少し時間がかかっています。でも、エンジニアのウッディ(リチャード・ウッド)やクック(パフォーマンスエンジニアのリチャード・クック)とは良い関係を築けているので、僕たちのガレージは毎レースごとに学びを続けています」

 モンテカルロの市街地コースを舞台とするモナコGPでは、わずかなミスも許されない。角田にとっては厳しい挑戦となるが、彼は少しずつペースを上げていくと誓った。

「このコースは結構好きですし、過去2年もいい思い出があります」

「レッドブルのマシンはモナコではかなりバンピーで、簡単なクルマではないとマックスも言っていました。ですから少しずつ自信を積み重ねて、いい予選ができることを願っています。イモラや他のサーキットのようにランオフがあるわけではないので、同じようなアプローチは通用しません。慎重にペースを上げていきます」

 なお多くのチームと同様、レッドブルはモナコ特有のレイアウトに対応するためのサーキット専用アップグレードを投入している。その中には、高ダウンフォース仕様のリヤウイング、冷却性能を強化したブレーキダクト、そしてタイトなヘアピンに対応するために舵角を広げたフロントサスペンションの改良が含まれている。

 

この記事に含まれるトピック
Filip Cleeren
F1
角田 裕毅
レッドブル
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