”トレーニング嫌い”の角田裕毅、楽しさが分かってきた? 新相棒デ・フリーズとも良い関係を築く
アルファタウリの角田裕毅は、3年目のシーズンに向けてフィジカル強化に集中したと明かし、新チームメイトのニック・デ・フリーズともいい関係を築いているという。
アルファタウリの角田裕毅にとって、F1参戦3年目となる2023年シーズンは勝負の年になると見られているが、角田は自身のパフォーマンスを最大限引き出すためにもフィジカル強化に集中したという。
角田と言えばトレーニング嫌いを公言しているが、シーズン前にドバイで新たなトレーナーと共にフィジカルを重点的に強化したようだ。
「例年と比べて変えたというか、今までやりたかったことと言うのが、フィジカル面の強化でした」
「暑いところのレースも多いですし、レースは長いのでフィジカル面で疲れを感じると集中力もなくなってきます。昨年それを痛感したレースも何個かありました」
「シーズン前にドバイで2週間ほど、毎日トレーニングに専念する日々がありました。これまでダニエル・リカルド選手を担当していた方が、今年から僕のトレーナーになったので、関係性を深めるためにも2週間彼と過ごしました」
ルーキーだった頃と比べると、明らかに体格ががっしりしてきた角田。トレーニングが好きになったわけではないとキッパリ断言したものの、その楽しみが少し分かってきたと明かした。
「トレーニングは欠かさずしています。今でも嫌いなんですけどね(笑)」
「ジムの匂いだったり、トレーニングの匂いがあんまり好きじゃないんですけど、ただドライビングを楽しむためだったり結果を出すためには本当に一番かその次くらいに重要です」
「そこはもう分けて考えて、自分を良くするために、自分からたまにトレーニングをリクエストする時もありますね」
「あとは目に見えて身体の変化も分かるようになってきたので、少し楽しみもあるんですけど、まあ今も嫌いです(笑)」
今シーズン、角田にとってもうひとつ大きな変化となったのが、チームメイトが変わったことだ。以前の相棒であるピエール・ガスリーとは特に仲が良かったが、新チームメイトであるニック・デ・フリーズとも元々友人関係だったこともあって、スムーズに共同作業を進めているようだ。
「ニックとは元々2年くらい前から友達で、一緒にマックス(フェルスタッペン/レッドブル)の家に行って喋ったりするくらい良い仲なので、関係という意味ではゼロからだったわけではなく、チームに入ってからすんなり話をしました」
「ニックは特に、チームに来はじめてから(プライベートとは)性格が結構違うなというのは思いました。物事全部ハッキリしていて、自分がやりたいことはコレみたいな。すごく真面目ですね」
「そういった部分も自分としても学びになります。彼もすごく経験があって、他のチームでプラクティスに出たり、特にフォーミュラEでチャンピオンを獲っているので、チームへの接し方やフィードバックの仕方は本当に勉強になりました」
F1において、チームメイトは共にマシン開発を進める仲間であると同時に、最大のライバルでもある。角田としても、実績十分なデ・フリーズを相手に好成績を収めれば、契約延長に大きなアピールとなる。
しかし現状、アルファタウリの今季マシン『AT04』はパフォーマンス不足に苦しんでいることもあって、共にマシンの改善に集中しているという。
「お互いリスペクトしあっていて、良いところも分かっているので、そういうところを盗み合いつつ……ただチームとして今は一丸となってクルマを良くして、フィードバックをシェアし合って、嘘偽り無くストレートに話し合っています」
「そういう意味ではピエールと似ている部分もあります。チームとともに、ニックと僕は同じ目標を描いているので、そこは良い関係性だと思います」
「ふたりで争って共にポイントを獲得できればいいですが、それをコンスタントにしなきゃいけないっていうのが前提です」
「正直まだ、そこまでかなり後れを取っているので諦めずにフィードバックを重要視して、良いクルマを作れればなと思います」
第3戦オーストラリアGPでは、マシンのアップデートも予定しているアルファタウリ。角田にとってはこのアップデートを評価し、ポイント獲得を狙えるようなパフォーマンスを見せることが第一目標となってくるだろう。
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