「ピアストリの勝利を我々が奪ってしまった」マクラーレンのブラウンCEO、カタールGPの判断ミスを悔いる
マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOは、F1カタールGP序盤に採ったステイアウト戦略は「明らかに大きな失敗だった」と認めた。
Zak Brown, McLaren
写真:: Andrew Ferraro / LAT Images via Getty Images
マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOはF1カタールGPの序盤にチームが採ったステイアウト戦略について、明らかなミスだったと認めた。
カタールGP決勝では7周目にニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)とピエール・ガスリー(アルピーヌ)のアクシデントによってセーフティカーが出動した。
この時、他チームは一斉にピットストップした一方で、マクラーレンはステイアウトを選択した。カタールGPではタイヤ1セットあたり25周までの制限がついており、残り50周となったこの時は絶好のタイミングだったが、彼らはそれを選ばなかった。
タイミングをずらしてピットインしたマクラーレン勢だったが、2度目のピットストップ時にライバルの前で復帰できるほどにはアドバンテージを稼ぐことができず、ポールシッターのオスカー・ピアストリはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の後塵を拝する2位フィニッシュ。ランド・ノリスも4位に終わった。
レース後、ブラウンCEOはSky Germanyに対し率直にこの判断は失敗だったと述べた。
「我々は明らかに大きなミスを犯した。オスカーは週末を通してまったく完璧だった。彼の勝利を我々が奪ってしまったと思う。それが現実だ。ほかに見方はない。そしてランドの表彰台も失った。非常にフラストレーションが溜まる」
「明らかに間違った判断をした。しかし今となっては学ぶことしかできない。これで2週連続で大きな学びを得たことになる。しかしアブダビでは立て直して強く戦う必要がある」
「我々はチャンピオンシップをリードしている。しかしオスカーのポイントをいくらか失ってしまった。こうしたミスをしてはならないんだ。今はちょっと”生々しい”状況になっている」
Lando Norris, McLaren, Oscar Piastri, McLaren
Photo by: Dom Gibbons / LAT Images via Getty Images
F1の2016年王者であるニコ・ロズベルグからは、マクラーレンの判断はドライバーふたりの公平性を保つという意向に影響されていたのではないかと質問があった。しかしブラウンCEOはこれを否定した。
「いや、7周目はギリギリのタイミングだった。判断を誤ったんだ。座って見ているのは辛いものだった。我々は勝つときも一緒、負けるときも一緒だ。アブダビで強く戻ってくるだけだ」
「コミュニケーションミスではなかった。評価の問題だったんだ。もちろんこれから詳細に見直すことになる。しかし、コミュニケーションの問題ではなかった。それが我々の下した決断だった」
一方で、シーズン7勝目を挙げたフェルスタッペンについて、ブラウンCEOは素直に称賛の言葉を送った。
「彼は素晴らしいレースをした。レッドブルは明らかに正しい判断をした。我々は彼に勝利を差し出してしまったようなものだ。とはいえ、彼が素晴らしい仕事をしたのは確かだ」
「オスカーは週末を通して本当に研ぎ澄まされていた。まるで別次元にいるようだった。レース中盤で少しコースオフしてダメージを負っていたが、結果にはほとんど影響しなかったと思う」
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