周冠宇、オーストリアGPのFP1でアルピーヌのマシンをドライブへ。F1公式セッションデビューが決定
周冠宇が、F1オーストリアGPのフリー走行1回目でアルピーヌのマシンを駆り、F1公式セッションデビューを果たすことになった。
写真:: Alpine
中国人ドライバーの周冠宇が、F1オーストリアGPのフリー走行1回目でアルピーヌのマシンをドライブすることになった。周はこれが、F1公式セッションデビューとなる。
周はこのFP1の際、通常はフェルナンド・アロンソが乗っているマシンを走らせる予定だ。
「F1グランプリの週末、FP1でドライブすることは、僕の夢が叶うようなモノだ。F1ドライバーになるという僕の究極の目標にさらに一歩近づくことになる」
周はそう語った。
「とても特別な瞬間になると思う。チームが設定した目標と計画の全てを確実に完了できるよう、できる限りの準備をしている」
「F1にはこれまで、中国人ドライバーがあまりいなかった。レースウィークエンドにF1マシンのステアリングを握ることは、非常に誇りに思うだろう」
「フェルナンドは、僕が若い頃に、レースでのキャリアを追い求めていくよう、僕を刺激してくれた存在だ。そのフェルナンドのマシンをドライブするということは、さらに特別なことだろう」
「これまで成し遂げてきたことについては満足しており、周りの方々のサポートにはとても感謝している。今回のチャンスを最大限に活かすのが僕の目標であり、本当に楽しみにしている」
周は2012〜2013年の間で5回FP1を走行した馬清華(マー・チンホワ)、2014年アブダビGPでザウバーのマシンを走らせた方駿宇(アデリー・フォン)に次ぐ、3人目の中国ライセンスによってF1公式セッション出走を果たすドライバーということになる。
アルピーヌF1のCEOであるローラン・ロッシも、周の起用について次のように語った。
「若いドライバーがF1に参戦するのは、とても難しいことだ。この厳しい道のりを歩む次の才能をサポートできることを、誇りに思う」
そうロッシCEOは語った。
「周はテストドライバーとして、テストとシミュレータでの走行に参加してきた。最新のマシンでフリー走行を走ることは、我々のアカデミーの最も有望なスターのひとりにとって、理論的かつ重要なステップということになるだろう」
「彼はF1のレギュラーシートを手にするという究極の目標に向け、とても堅実な進歩を遂げている。この経験は彼を大いに手助けすることになるだろう」
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