アロンソ、回復遅れを認める
フェルナンド・アロンソは、オーストラリアGPの事故の後、回復までに予想以上の時間がかかったことを認めた。
Fernando Alonso, McLaren
McLaren
今年のF1開幕戦オーストラリアGPで事故に巻き込まれたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。FIAドクターの診断で第2戦バーレーンGPを欠場し、代役で出走したストフェル・バンドーンがいきなり10位入賞したことは記憶に新しい。
アロンソはその後の診断でレース出走許可が下りて第3戦中国GPに出場したが、まだ痛みは完全には取れていなかった。しかし、第4戦ロシアGPを今週末に控え、次のように完治を主張した。
「完治している。仕事もトレーニングも大丈夫だ。過去2週間ほど、中国のレース後4〜5日はちょっとおかしな感じだったけど、ここ10日間ほどは全然大丈夫」
「予想してたより少し長くかかっているけど、メルボルンのあと42〜43日ほどで100%完治した。まあ、普通だと思う」
ロシアはエンジンのテストに最適
そのアロンソ、まだ選手権ポイント獲得には至っていないが、ロシアGPをホンダのパワーユニットの進化状況を知るいいチャンスだと言う。
「レース毎に良くなっている。ロシアGPはエンジンの性能が重要なコースなのでテストには絶好のレースだと言える。選手権の中では4番目に高い場所にあるので、コーナーでのリカバリーが重要になる」
予選では調子が出て来たのに、レースでは満足なペースで走ることが出来ない答えをまだ得られていないとアロンソは認めている。
「予選ではまずまずの性能が出ているけど、レースではそれが生きていない。とにかく、レースでも予選同様のペースで走ることが出来るように持って行きたい」
昼と夜の違い
とはいえ、今シーズンに入ってからのマクラーレンとホンダの進化は著しく、アロンソは戦いを楽しんでいるようだ。
「今シーズンの戦闘力アップは素晴らしく、去年と比べると夜と昼の違い。中国は作戦も違ったし、タイヤのコンパウンドも寿命も違ったので参考にならないけれど、アウトラップではどこのコーナーでも追い抜きは簡単だった。ただ、相手が新しいタイヤを履いたときには、直線スピードが遅いのでまともには戦えなかったけど」
「でも中国とバーレーンで披露できたように戦闘力は上がってきているので、レースを楽しめている」
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