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フリー走行レポート

ハミルトンがFP2トップ。ベッテルはまたもトラブルに見舞われる:ロシアGPフリー走行2回目レポート

ロシアGPフリー走行2回目が行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが1分37秒583でトップタイムを記録した。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2番手のタイムを記録したがまたもトラブルに見舞われ、10周しか走ることができなかった。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 Team W07

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 Team W07

XPB Images

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 Team W07
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 Team W07
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 Team W07
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 Team W07
Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 Team W07
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-16
Two fans in the grandstand
Jenson Button, McLaren MP4-31

 金曜午後に行われた、F1ロシアGPのフリー走行2回目。セッション序盤は各車ソフトタイヤを履いて、連続走行を試した。レッドブルのダニエル・リカルドのみ、スーパーソフトを履いてのコースインとなったが、レッドブルは今回ソフトタイヤを2セットしか持ち込んでおらず、さらにフリー走行1回目で2セットのうち1セットを使い切ってしまったためこのような選択になったものとみられる。

 このソフトタイヤの段階でトップタイムを記録したのは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトン。1分38秒311と午前中のスーパーソフトタイヤでのタイムに肉薄する記録を、ソフトタイヤで記録している。ロズベルグがこれに僅差で続き、0.6差でフェラーリのベッテルがこれに続く。ベッテルに次ぐ速さを見せたのがマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンで、ソフトタイヤでは4番目となる順位を記録し、今後のセッションに期待を抱かせる。

 セッション残り時間70分と言うところで、ハミルトンがスピン! 大きく回り込むターン3の立ち上がり、ターン4イン側の縁石を使い過ぎてしまったのだ。ハミルトンはこれでフラットスポットを作ってしまい、ピットに戻っている。

 セッション開始から30分を経過する頃、まずはフェラーリがスーパーソフトを履いてコースイン。そしてベッテルが1分38秒235を記録して首位に立つ。ただ、そのベッテルは、1周の遅いラップを挟んで2度目のアタックラップを行っていた際に突如マシンの電源が落ちてしまうトラブルが発生。ピットレーンの入り口を過ぎてすぐのところで発生したトラブルであり、メインストレート上でマシンを止めることになってしまった。今季信頼性に苦しんでいるフェラーリは、またもここでトラブルに見舞われてしまうことになってしまった。

 ベッテルのトップタイムを更新したのはルイス・ハミルトン。すべてのセクターでトップタイムを記録し、1分37秒583を計測。ベッテルに0.6秒以上の差をつけて見せた。バトンはスーパーソフトを履いても好調で、一回目はソフト装着時のタイムを更新できなかったが、2回目ではわずかにペースアップし、レッドブルの2台の間に割って入った。

 ハミルトンはスーパーソフト2回目のアタックでも、セクター1とセクター2で最速を更新。ただ、セクター3ではペースを緩めたのか、ラップタイムの更新までは至らない。一方、ニコ・ロズベルグはなかなかクリアラップを取ることができないのか、ソフト装着時のタイムを上回ることができない。

 レッドブルのリカルドは、最初スーパーソフトでアタックしたのち、今度はFP1で使った中古のソフトタイヤでアタック。これで自らのスーパーソフトのタイムを上回り、全体の5番手に上がっている。

 セッション後半には各車がロングランを実施。ここでも速さを見せたのがメルセデスAMG勢で、ハミルトンがスーパーソフトタイヤを履いての連続走行で1分41秒台、ロズベルグも1分42秒台前半で走った。

 なお、ソフトタイヤを履いたバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)も10周以上走行したタイヤで1分41秒台を連発しており、こちらも非常に良いペースである。レッドブルのダニエル・リカルドも、ソフトタイヤを履いてロングランを行ったが、走れば走るほどタイムが伸びていく状態。つまり、デグラデーションの傾向はほとんど見られないのだ。決勝レースでのタイヤを選択をどうするのか、非常に難しい決断となってきそうである。

ロシアGP - FP2結果

PosDriverTeamTimeGapLaps
1 United KingdomLewis Hamilton  GermanyMercedes 1:37.583   30
2 GermanySebastian Vettel  ItalyFerrari 1:38.235 +0.652 10
3 GermanyNico Rosberg  GermanyMercedes 1:38.450 +0.867 37
4 FinlandKimi Raikkonen  ItalyFerrari 1:38.793 +1.210 35
5 AustraliaDaniel Ricciardo  AustriaRed Bull Racing 1:39.084 +1.501 34
6 FinlandValtteri Bottas  United KingdomWilliams 1:39.185 +1.602 42
7 RussiaDaniil Kvyat  AustriaRed Bull Racing 1:39.193 +1.610 32
8 United KingdomJenson Button  United KingdomMcLaren 1:39.196 +1.613 31
9 BrazilFelipe Massa  United KingdomWilliams 1:39.289 +1.706 38
10 SpainFernando Alonso  United KingdomMcLaren 1:39.400 +1.817 30
11 SpainCarlos Sainz Jr.  ItalyToro Rosso 1:39.465 +1.882 37
12 NetherlandsMax Verstappen  ItalyToro Rosso 1:39.501 +1.918 30
13 GermanyNico Hulkenberg  IndiaForce India 1:39.795 +2.212 31
14 MexicoSergio Perez  IndiaForce India 1:39.867 +2.284 38
15 DenmarkKevin Magnussen  FranceRenault F1 Team 1:40.193 +2.610 41
16 FranceRomain Grosjean  United StatesHaas F1 Team 1:40.260 +2.677 24
17 MexicoEsteban Gutierrez  United StatesHaas F1 Team 1:40.508 +2.925 26
18 United KingdomJolyon Palmer  FranceRenault F1 Team 1:40.688 +3.105 37
19 BrazilFelipe Nasr  SwitzerlandSauber 1:40.740 +3.157 31
20 IndonesiaRio Haryanto  United KingdomManor Racing 1:41.080 +3.497 38
21 GermanyPascal Wehrlein  United KingdomManor Racing 1:41.148 +3.565 23
22 SwedenMarcus Ericsson  SwitzerlandSauber 1:41.652 +4.069 29

 

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